外貨が極端に不足した国。

建前では入国条件で細かいことを書きまくっているけど、ツーリストカードなどヒコー機搭乗前で買わされるだけ。保険もうるさいこと言ってるけど、入国審査で見せろなんて言われた人はなし。

とにかく外貨稼ぎに夢中って感じ。カンクン－ハバナなんて近すぎるのに、メチャ高運賃。ハバナについて物価の高さに驚き。何もかも高すぎる。コンビニみたいなところもあるけど、商品が空っぽ。灼熱の暑さを我慢して街中を歩けば建物だって、政府以外の建物は、外塗りの壁が落ちて、レンガ丸見え状態の貧民街みたい。クラシック・カーなどには程遠いボロ車を修理に修理でごまかしながら走らせているだけ。

あそこは、島を逃げだしたい人だらけで、唯一の安全な島の出る方法は、外国人と結婚すること。独身などいうと、３分で結婚しよう、って。年齢だけ恋人いたことなのない人にとっては、それこそ大モテの天国。もちろん、多少のスペイン語の知識は必要だけど。私みたいな爺さんにも、二十歳くらいの子が結婚して～、って毎日数人が寄り添ってくる。５０歳くらいの独身オバさんにも、若いイケメンが攻撃をかけてくる。

あのナンパ合戦以外は、貞操観念の固い人間にとっては、実につまらんところがハバナです。皆さん、つまらんって体験するために、暑いので汗をたらしながら、ものすごいお金を使ってきてください！！！　

金さえあれば「もの凄い近い国」です。