17/05/16 08:30

モラトリアム

ということで、
今回は現地発、
一年有効往復を買っておけば良い
と思います。

戻ってからゆっくり考えれば良いし。
極端な話、買い忘れたものが
あるので、週末利用で(流石に中東や
東南アジア経由便では無理ですが、
連休や金または月を休んで、しかも
深夜便なら会社から直行できるので、一日
稼げる)ちょっと欧州へ、も可能です。

できるまで(体力と経済力が続くまで)毎年繰り返すのも可能だし。

海外発券の利点は、日本発券よりも格段に制限が緩いことです。
まず、滞在期間が最低が短く最長が長い。シーズナリティー
(例えば盆暮れ、春の連休などの高騰)がほとんどないか、
あっても価格差が小さい。ユーロ安ならお得にもなり得ますが、
フランス議会選挙は予断を許さない(極右は嫌いなので)ものの、
一連の首脳選挙で反EUの極右が意外に伸びなかったので、これは
(ユーロ安)期待できないでしょう。

大体、700ユーロ前後が相場だったので、日本円で8万円は妥当なところです。
また、トルコや中国のエアライン(前者はまだ良いが後者は価格に相当な
差がない限り止めたほうが賢明だと思います)にせずとも、フィンエアー
とかキャセイとかが安く出しています。特に、中継都市にも行きたいのなら、
それをうまく利用するのが賢い方法です。ただし、トルコは個人的には
大好きな国ですが、流石に政情不安を強権で押さえつけている面が強く、
しばらくは勧められません(どこで事件がおきてもおかしくない)。

そういえば最近往復航空券の復路破棄は話題に上らなくなりましたね。
知り合いの代理店のかたが、「それをやられると航空会社から問い合わせが
来るので、うちで購入した分ではやらないで欲しい」と言われたことが
あります。2000年はじめころの話です。最早代理店経由で買うことがなくなったし、
復路破棄などに頼る必要もなくなったので、素直に単純往復や片道(ほとんどが
アワードか海外発券)で済ませています。

ベルリンですが、”上”の書き込みによると、30年前、20年前をご存じとか。
私は分断時のベルリンを知りません。壁崩壊の直前に行こうと思ったことが
あったのですが、入国のあまりの厳しさに断念しました。その直後に当時東で
要人だったかたと日本で会ったときに、そのことを話たら、「私に言って
くれれば簡単に入国できたのに」と言われました。良く聞くと、米国の言いつけを
忠実に守って(忠犬と揶揄される所以)東側との繋がりを断っていたのは、
先進国では日本くらいで、西欧の人は、当時でもかなり自由に往来していた
そうです。

恐らく、昔のベルリンをご存じなら、帰路とは無関係に行かれることを
お勧めします。ドイツは鉄道網が発達しているので、ICEでかなり
楽に移動可能だし、うまく使えば、かなり安く移動できます。

また、大都市で帰国前の買い物というのも賢い方法です。

ベルリンは大都会の割に物価が高くなく、治安も良いし、
何よりトルコ人が多いので食べ物が美味しい(要するに
ドイツ料理以外が簡単に食べられる)のです。

ただし、一年有効航空券の場合、必ずダミーでも復路(日本から欧州)
のフライトを確定させねばなりません。通常は最大値でしょうが、
それが無料で変更できる場合と、多少の費用で変更可能なものとが
あります。また、一年前なら空席があっても、数ヶ月ではなくなって
いる可能性は高くなります、逆に、急に思い立って、「明日欧州に
飛ぼう」としたら、すんなり無料で変更できてしまうことだって
あり得ます。

ですから、復路変更に関しても条件の緩い航空券にすべきだと思います。
また、航空券によっては、経由地前後のフライトを別々に操作できるもの
だってあります。往復700ユーロ程度では自由度が低いでしょうが、
それでも極端な場合、例えばCXで復路を香港まで飛んで、いったん自力で
帰国し、別の日に香港にもどって、今度は欧州まで飛ぶ。復路放棄に
ならないのは、欧州-香港-日本、日本-香港-欧州という航空券でしかも
香港途中降機可能チケットならば、復路を日本-香港で打ち止めにすること。
これなら復路を使っているので、全く問題にはならないはずです。
ただし、途中降機可能に限ります。それが不可ではやってはいけません。

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