【Basilique de Saint-Denis】 参拝 その3

エレベーターで上に上がったが、モールの中に、地下鉄駅があるみたいで、上の表示を見ても、”PER-E MAGENDA”という表示がどこにもなく、10分以上キョロキョロする。そこに、馴染みの?警官のユニフォームが見えたので、西アフリカの、カラフルな民族衣装の間から、角度を計算して、そちらに移動する。

「ムッシュー、困ってます。英語話せますか? PER-E MAGENDAの表示を探しているんですが、無いんです!」

ムッシューはニコニコと、「あっち側をちょっと行けば、MAGENDAって出てきますからね!大丈夫!」
お礼を言って、言われたように進むと、いきなりMAGENDAの表示が出てきて、そこからMAGENDAになっていた。

そこから、エスカレーターを下ると、2つホームがあるようで、皆どんどん手前のホームに行くので、何の気なしに、皆と同じように下った。

がぁっ!!!何だかおかしい・・・・・
Mamoruさんの説明を取り出して読めば、「1駅乗れば終点です。」とある。終点行きのホームに、こんなに人が待っているものなのか?

こまって、傍らに立っていた、カラフルな西アフリカの衣装に身を包んだ、180cmばかりのダイナマイト姐御と目があったので、フランス語の駅名をし示し、英語で「ここに行きたいんですが、ここで合ってます?」と聞いてみると腕を大きく振り上げ、フィッっという呼吸音で、盛んに向こう側にある、「人が殆どいないホーム」をさす。

やっぱり間違っていたんだぁ~、と納得して、姐御にありがとうと述べ、日本の地下鉄の乗換え要領で、とにかく階段を上ったら・・・・下る階段が無い!えぇぇ~っと思いながら、ひたすら、どんどん来た方に戻っていくと、先程MAGENDAと表示されていた入り口まで戻ってしまった。

深呼吸をして、また先程辿った道に行き、2つのホームを隔てる所で、皆がテレビ画面を見上げるのに、やっと気づいたので、そこで行先の表示を確認したら、やはりさっき降りてしまったのは反対側に行くホームだったので、もう一つ先のホームの表示に行ったら、終点の駅名が表示されていたので、やれやれと思いながら、ホームに降りた。

そこで乗車する人は少なかったが、2階建て構造の不思議な地下鉄車内は、ほぼ満席!やはり入り口近辺は、スリに狙われやすいし、西アフリカ系、中東系ばかりなので、ぐいぐい車両中心に見えた空席に座ってしまった。

5分ばかり疾走したら、そこが終点!
さて、ここからが次のメトロ13号の乗換えになるのだが、ひたすらに歩き、行先表示に従って進んで行ったら、いきなり改札口が現れた。「確か改札を通ってしまうと、切符の買い直しになります。」というmamoruさんの説明を、また引っ張り出して確認していたら、今度は必至の形相の、ドイツ人老夫妻にとっつかまってしまった。しか~し、自分でもわかってないんだもんね。応用が利く状態にないので、実はInformacionが無人であることはわかっていたが、「あそこで尋ねた方がいいよ」と、そちらを指示し、えーいままよ!とばかりに、改札を通ったら、切符も出てきたので、やれ助かった。

そこから13号線の表示に従って、移動していったら、何だか中東系もいなくなり、アフリカ一色の雰囲気に変わってきたのでした。(だらだら続く予定)

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