17/03/20 23:43

英国から出て行く人は必要ではないかと思える

こんにちは

気になったので調べてみました。
(スペイン語はわからないので、仏語google.frで検索しています。→そのサイトに英語版があれば英語版も見る方法です。)

ブエリングのサイト
http://www.vueling.com/en/vueling-services/prepare-your-trip/procedures-api-

これによると、
For flights to/from the UK, or flights to Europe from a country outside the Schengen territory, it is compulsory to fill out the API document (Advanced Passenger Information). This information is required by the governments of these countries before starting a journey.

英国を出入りする、またはシェンゲン条約以外の国からヨーロッパに入る者は、その出発する国から、API情報を書き込むことが要求されています。

と解釈されます。


英国を出発することについて、検索していたら、英仏海底トンネルの運営会社「ユーロトンネル社」のサイトに、APIの説明があったので、引用します。(英語板、仏語版はあるが、スペイン語版はない)
http://help.eurotunnel.com/hc/en-gb/articles/209266005-What-is-Advance-Passenger-Information-API-

最初の説明に、
Since the 1st April 2015, all UK ports and airports are required by the UK government to carry out Exit Checks to collect the passport or identity card details from every person leaving the country, at their point of departure, and pass this information to UK Border Force.

2015年4月1日から、英国のすべての港と空港は英国政府から、出国者の身分証明書の情報を、その出国する場所で記録し、それを国境警備隊に報告するようになった。

と解釈されます。

APIは英語では Advance Passenger Information
仏語では Informations Préalables Passagers (prealablesは「前もって」の意。)

情報内容はパスポートに書いてある内容です。
英語版で
•Name   名(姓名の名の方、下の名)
•Surname 姓
•Gender  性別
•Date of birth  生まれた日付
•Nationality   国籍
•Document type  パスポートの国籍の前にtype という表題で書かれているアルファベットの文字と思われます。(私のパスポートでは、この部分は、大文字でPと書かれています。仏語でのこの部分は、「身分証明書の書類の種類」と訳せるので、passportと書くのかも知れません。)
•Document number  書類の番号(パスポート番号)
•Issuing state  出した国(パスポートを出した国)
•Expiry date 失効する日付


仏語では、以下のように書かれています。(順番は上記の英語と同じ。内容は同じで、訳は英語版の横に書いたものを見てください。)
• Nom
• Prénom
• Genre
• Date de naissance
• Nationalité
• Type de document d'identité
• Numéro du document
• Pays émetteur
• Date d'expiration


スペイン語にするとどのような語になるか、google翻訳にかけてみました。
仏語をスペイン語に直すと(元々フランス語のページから引用したから、その方が内容に忠実な可能性がある、仏語とスペイン語は語が似ているところがあるので誤訳が少ない、等の理由から仏語を基にしました。)
• Nombre
• Prénom
• Género
• Fecha de nacimiento Nacionalidad
• Tipo de documento de identidad
• Número del documento
• Pays émetteur
• Fecha de vencimiento

完全に合っているかどうかはわかりません。


(実際、英国を旅したことはないので、検索の結果です。)

出国するときパスポートを読ませるから、自動的に記録されるのではないかと思いますが、あらかじめ、チケットの予約の時入力していると、何らかの手数が省けることがあるのかも知れません。
(ユーロトンネルのサイトでは、チケットを予約するときに、所定の欄に記入してください、となっています。英国に入国するチケットの予約時には不要です、とも。)

英国から2015年4月以後にEU国内に移動した人の経験談があればいいのですが。


参考までに

  • いいね! 0
  • コメント 2件

2件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    17/03/21 21:48

    ご丁寧にありがとうございました!!!

    こんなに詳しく調べていただいて、本当にありがとうございます!!
    私は、スペイン語で書かれた予約チケットを見て狼狽してしまいました。
    イギリスから搭乗するので、APIはいらなさそうですね。安心しました^^

    現在色々と落ち込むことが重なり、気分を変えるためにスペイン旅行を計画しました。
    mamoruさんのご親切な投稿にも癒されました。ありがとうございます!
    元気を出して行ってきます☆

    • いいね! 0
    • コメント 0件
  • 17/03/21 07:57

    補足(英語版と仏語版で、姓と名の掲載順が逆になっています)

    ユーロトンネルのサイトの説明では、英語版と仏語版で姓と名の掲載順が逆です。(習慣の違いなのでしょう)
    仏語で 
    nom は姓
    prenom は名(下の名)
    です。

    ブエリングのサイトでも搭乗者がアクセスできる欄に英語版があるのではないかと思います。


    別の例
    英仏海峡を運航するフェリー会社(Brittany Ferry)の予約フォームの中の説明文

    It is now necessary to collect the nationality and dates of birth of all customers before travel. This is to comply with changes to immigration procedures and to avoid possible delays on entry. These details can be provided at a later stage but we do ask that you provide this information prior to departure.

    すべての旅行者の国籍と生年月日を出発前に集めることが必要になりました。これはイミグレーションの手続きが変わったことに対応するものです。後でも可能ですが、出発時の遅れを避けるため、事前に提供していただくこと強く要望します。

    という趣旨のことが書かれています。


    情報提供として
    参考までに

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    退会ユーザ @*******
    17/03/21 21:52

    補足もありがとうございます~!!

    日本語と同じ順番なんですね~。スペイン語がわからないと気付きませんね。
    勉強になりました!!
    本当にご親切にありがとうございました!!

    • いいね! 0
    • コメント 0件