チョット気になるマイリンゲン三ッ峠越えと6月に・・・

突然の横からの口出しお許しください。ちょっと気になったものですから・・。
マイリンゲンの三っ峠越え?・・・って多分マイリンゲンとアンデルマット間の季節バス路線のことだと思うのですが?。そうだとすると一つはスールレイ峠で後の二つはフルカ峠とグリムゼル峠で、マイリンゲン/スールレイ峠/アンデルマット/フルカ峠/グリムゼル峠/マイリンゲンという関係にあります。マイリンゲンがらみで無理に三峠・・というのはひょっとしてマイリンゲンからグリンデルワルドへバスで入る場合のグローセシィデック(峠)をフルカ峠/グリムゼル峠に引っ付けていっているのかも知れませんね・・。
 さてもう一つ。フルカ峠、グリムゼル峠経由のマイリンゲンルートのバスは路線バスでは無くて、たしか季節バス。走っていても6月の半ば過ぎなんではないでしょうか・・。
 次にマイリンゲンからグリンデルワルドへ入るバス・・はグリンデルワルドの谷へ入るグロースシャイデック(峠)のホンの少し手前のシュバルツバルドまでがポストバス(つまりスイスパス有効)で、ここからグリンデルワルドの村営バスに乗り換えです。この村営バス・・ポストバスではあるのですが、はスイスパス・・・割引乗車となるのです。
 さてこのルート、林の中の道を曲がりくねって走るのですが、曲がり角で例の角笛パターンの警笛をやたら鳴らします。谷のドンズマリのグロースシャイデックはグリンデルワルドの広い谷間を見下ろす素晴らしい場所ですが、お天気が悪いと雲の中・・。つまりお天気次第では電車でインタラ―ケン乗換えのルートの方がお勧めです。
 ちなみにマイリンゲン泊をお勧め?というアドバイスもありましたが、この季節は日も長いので出来ればグリンデルワルドへ入っておく方が・・おすすめです。まあ多少の見るところはないではありませんが、夕陽、朝日のユングフラウ三山のチャンスを抑えておく方が・・・お得!でしょう。

6月前半は場所によってはロープウエイの運行がまだ一部のこともありますが、村の周辺は多分タンポポの群落、高地はクロッカス、雪割草・・でしょうか。宿はまだ空いていますが、近ごろは安い航空運賃対応の大型団体旅行のシーズンです。主要なポイントの宿はやはりおさえて置く方が安心です。連泊する場所へ大きな荷物を送って、途中の1泊は・・その場所でというのはいかがでしょう。もしくはその日泊まった宿で・・紹介してもらう、というのもありです。
 スイスの宿は結構各地横のつながりがあるので、若き日のホテル学校の同期だったり、スキー仲間だったり、・・。ご希望を言えば・・。暇なときなら駅まで迎えに来てくれたり・・なんてことも。なんせかの国は誰とかの知り合い・・が大好きな、とくに田舎は・・。

もう一つお節介を。 長旅の後半ですから初めからあんまり欲張らないで、景色の良いところでのんびりするところを1-2ヶ所も受けておくことをお勧めしたいですね。
 確かにきれいな景色の場所は沢山ありますが、盛りだくさんは印象を薄めます。

お節介でしたね。

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1件のコメント

  • 詳しい情報、有難うございます。

    ぼうふらおじいさん様、三つ峠越しのバスについての情報、ありがとうございます。 本当に詳しいんですねー!! もし6月半ば過ぎでないと運行開始しないなら見逃す事になってしまいます。 お勧めコースなので是非、と思ってましたが私たちは季節的にチョット早すぎるかも知れないんですね?  もしそうだったら来年また出直し(?)も有りですね。 5月、6月のスイスはそんなに寒いんでしょうか?

    限られた日程の中、できるだけ沢山観光したいですが、気に入った場所で少しのんびりするのも良いですね。 頭に入れておきます。

    詳しい情報とアドバイス、本当にありがとうございました。

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    5月の末から6月の頭頃のスイスは・・・

    大丈夫です。寒くはありません。もっとも標高2千メートル以上の山肌には多分まだたっぷり雪が残っていて大きな山の姿がひときわ映える時期でもありますが、もう晴れた日の陽ざしは十分暖かく、麓の村々、町はリンゴ、アンズ、桜んぼなどの花が咲いているはずです。
     グリンデルワルドではその陽ざしに溶けた雪崩の音が、まさに春の足音のように響くはずです。運が良ければ、音に驚いて山肌を振り仰ぐと雪崩が岩肌を滑り落ちるのが見られます。高いところから落下する雪崩ですから、誰かがそれを見つけてから・・・そこを見るとまだまだ落ちるのが見えます。クライネシャイデック駅からのユングフラウヨッホの山肌では晴れればきっと見られます。
     もっとも4月いっぱい、年によっては5月初めまでスキー可能なかの地ですから、まだまだ日によっては雪が・・・。雨が高地の故に雪になるのですが、此のころはすぐ晴れて。寒さはセーターを着こんで、コート(ジャンパー?)を羽織ればまずは間に合います。
     麓の牧草地はタンポポの黄色い海で、まだ高地へ上がる前の牛の親子がのんびり草を食べています。
    そう言えば50年振りとか。スイスの観光地の施設の改善?、はここ20年ぐらいのもので、以前のひなびた雰囲気はここへきて急速に失われてきましたが、この時期ではごった返す観光客の数も(多分こんなにいると思われるでしょうが)ぐんと少なく、落ち着いた滞在が楽しめるとぞんじます。
     そんな意味で、あんまり忙しなく走り回ることなく、ゆったり楽しんで頂けると嬉しいです。
    次に来るときの楽しみに取っておくのもスイスの楽しみです。