ローマ、ナポリと比べてどうですか? 総体的な情報も書くと、わかりやすくなると思います。 私はどこに行っても何事もなくおわるので、あまり治安の悪化を体感できないのですが・・。 むしろ90年代より安全になったなあと思うことが多いのです。 でもミラノよりローマに行くことの方がはるかに多いので、ミラノの変化を追えないだけなのかも知れません。余り好きな都市ではないし・・。他の皆様、どうでしょうか?
北上? 10年前のローマのスペイン広場にはミサンガ売りがたくさんいましたが、その頃ミラノではほとんど見なかった気がします。5年前のミラノのドゥオモ前にはミサンガ売りや鳩エサ売りが出ていましたが、現在ほどはいなかった気がします。10年前のローマと5年前〜現在のミラノが似ているように感じましたが、皆さんはどう感じておられるでしょうか? 今回訪れたミラノでは、とにかく黒人が増えているのを感じました。 上にも書きましたが、昼間に中央駅前の広場を歩くと周りにいる9割以上(軽く100人程度)がアフリカ系で、何をするでもなく集まってしゃべったりダラダラ過ごしている感じでした。こんな光景は5年前には見ませんでした。彼らの情報交換の場になっているのだと思います。駅舎内や地下鉄の車両内に彼らはほとんどいませんし、朝夕には駅前から姿を消します。同じアフリカ系がミサンガを売ったり路上で怪しいものを並べて売っている様子(売れていないけど)を見ると、ミラノまで流れてきたけど仕事がないということだと思います。イタリアには古くからチュニジア系の人々は定着していますが、さらに南方のアフリカ系はこれほどいなかったと思います。南部から密入国して北上するルートができてしまったのでしょう。フランスで仕事を得て定住しているアフリカ系の人々とは、見た目は似ていても全く様子が違います。
アフリカ系の人たち 下でポチさんが書かれているように、スリ引ったくりは恐らくロマの人たちだと思うのですが、アフリカ系の人たちと一緒にしてはどうかな?とも思います。 つい先週、話題の映画「海は燃えている(Fuocoammare)」を見てきたのですが、アフリカから大量に押し寄せている難民を扱ったものでした。 南部に流れ着いても仕事がないから、一路北部を目指すんでしょうね。一時期ミラノ中央駅にも難民が溢れていたことがありましたが、その後路上でたむろするようになったのかも知れません。 10年前は確かに彼らはローマやナポリにとても多くて、偽ブランドを路上で売っていましたっけ。今はミラノなのですね。 でも特に彼らが暴力犯罪をするわけでもないだろうし、スリ引ったくりをするわけでもないなら、黙認するしかないと思います。 そういえば数年前はルーマニア人の犯罪者が多いと聞いたのですが、今はどうなんでしょうね。 かつては泥棒というとアルバニア人という時期もありましたし、人口移動も潮流があるのでしょう。