エミレーツ航空とドバイ空港雑感 その2

まず、あのちゃっちゃか変わる搭乗案内だが、みんなあれを読めるのだろうか。私はあれを読み取るのに苦労し、結局最後まで慣れなかった。もちろん羽田だって、成田だって変わるけど、ああいう変わり方はしないというか、何が悪いのかうまく書けないが、あんな掲示板ははじめてである。

案内ではターミナル3に着く、となっていたのでああそうかくらいに思っていたが、コンコースBに到着、ここからCに行くには20分かかる、と表示されている。たまたまダル行きは同じBからだったのだが、Cにあるらしい「Dubai International Hotel First Class Lounge」というマルハバよりいいらしいラウンジに行く気力が失せた。

更に乗り継ぎ客の荷物チェックの設備がわずかしかなく、結局、ドバイから乗る客のチェックコーナーに回されたが、乗り継ぎ客の方がそもそも多いんじゃないの?制限エリアに入ると免税店・・・これも昔よりパワーアップしていたが、全く興味なし。・・・Bのマルハバラウンジへ。朝食時間だったのだけど、ビュッフェはホットミールが4種類あり、サンドイッチも数種類あったが真面目に作っていておいしい。アルコールもフリーだがワインは赤白一種ずつというのは、航空会社上級会員用でもないので、こんなものだろう。朝シャンならぬ朝赤ワインを2杯、軽く食べて退散。

エミレーツのきちんとしているところはエコノミー座席のゾーン制をきちんと守っていることで、エコノミーの客を後ろから入れていくことは徹底していた。(ルサカは除く。・・・)ダル行きも定刻出発、定刻に着いた。

帰りはルサカのホテルにも泊まれず、車中泊になった関係もあり、カウンターチェックイン。これは着いて知ったのだけど、「ルサカ行きEK」というのは、ルサカ経由でジンバブエのハラレまで行き、その機材がとんぼ返りでハラレ発、ルサカ経由ドバイ行きになるという。ドバイでの乗り換えは二時間。そもそも「問題国家」のハラレを出発し、「問題かもしれない国家」(ザンビアは夏までにIMFに救援申請をするらしい、というニュースを見たが、どうなのだろう。)のルサカを経由して、ドバイに定刻に着くものか・・・・

が、おいおい書くが、案外ザンビアというのはしっかりしていて(失礼!)、ジンバブエのコントロールもいいのだろうけど、ルサカを定刻に出発、ドバイに定刻に到着したのである。

が、ここからが悪い。沖止めでバスに乗るが、ターミナルのBまで何と20分乗り続けた。(最高記録と思う。)さらに羽田行は徒歩20分かかるコンコースCとなっている。実際20分もかからなかったが、これだけで30分以上ロス、例の「何とかラウンジ」を目指したが、時間がなく、マルハバのCラウンジに入った。Bと全く同じで、違うのは冷たい飲み物を客が自分で取り出せることくらいか。やっぱり朝6時過ぎだったが、冷たいシャルドネを2杯飲んで生き返った。・・・・でも30分もいられず、ゲートに行ったらすでにチェックインが始まっていた。・・・

帰りは15分早く22時30分頃着いたので、終電にぎりぎり間に合う。今回はワインを二本(通販では買えないタンザニアワインである。念のため。)持ち帰ったので、預け荷物にせざるを得ず、預け荷物にした場合、私の自宅では、基本的には間に合わないのでは、というのが勉強になった。

で、結論として、ドバイ空港が乗り継ぎしやすい、と言う人は、だったらどこの空港だったら「乗り継ぎがしにくい」のだろう、とかなり疑問に思ったこと。ただ、エミレーツはとにかくオペレーションがきちんとしていたので、アフリカに行くことがあれば(!)ぜひまた使ってみたい。

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