バンテアイ・スレイ遺跡 バンテアイ・スレイは東方向から入って西側へ出るようになっています。朝の光線が順光で、彫りの深い装飾が美しく撮れます。 http://www.bangkoknavi.com/communi/travel/travel_summary.php?trv_seq=80000882 この遺跡は多くの人を惹きつける力がありますね。 バンテアイ・スレイで観るべきものは女神像だけではなく、タイのピマーイ遺跡に類似した彫りの深く質の高い宗教彫刻です。そのヒンドゥーの神々は装飾的ですが、とても良いものです。 遺跡を出ると通常は左折し南側を周って駐車場へ戻ります。 右へ折れてしばらく行くとボートトリップの桟橋方向への道です。湿原の水路に舟は見なかったので、日中の決まった時間に催行しているのでしょう。まあ無理に北へ回る必要もありません。 プノンバケンの丘にも登りました。西に広がる水はトンレサップ湖と思ったら、西パナンというのでしょうか、その当時に造られた人工の貯水池でした。規模はすごいものです。丘の景観は、密林の奥に小さくアンコールワットの尖塔が見えるくらいで興趣は感じず、夕陽は見ないでさっさと引き上げました。降りるときにはすでに遺跡へ上りたい人の時間待ちの列が延びていました。 それからふもとへ降りるまでに千人近い旅行者にすれ違いました。その多くは大陸系の団体客でしょう。 西太平洋の離島に住んでいたせいか、いまさら特に朝夕の景色を見たいとも思いませんです。 日本人ならみなそうかもしれませんが。