ウイーン、ブダペストを中心に

まずは来月の旅用。
ウイーンではホーフブルク宮殿をお忘れなく。こちらがメインの宮殿、シェーンブルンは夏の離宮です。どちらも内部が素晴らしいです。外観の美しさではベルベデーレ宮殿が一番でしょう。
昔の城壁跡の環状道路リング・シュトラーセ沿いにはオペラ座、市庁舎、国会、ブルク劇場、ウイーン大学があり、外観は素晴らしいです。ウイーン大学のクリムトの天井画は穴場かも。

ゴシックではないですが、ユーゲント・シュティール(アールヌーボー)の都なのでオットー・ワーグナーのセッセッション(分離派会館)、マジョリカハウス、郵便貯金局、カールスプラッツ駅、リンケ・ヴィーンツアイレ、シュタイン教会、ユニーク近代建築であるフンデルトヴァッサーのフンデルトヴァッサーハウスの外観は素敵です。

ウイーン以上のアールヌーボーの都がブダペストで地質学研究所は白眉です。ブダペストではネオゴシックの国会議事堂の外観、内部とも世界一美しい国会といわれています。オペラ座、ヴィガドー劇場、中央市場も外観は素晴らしいです。

仏では他の方も書かれていますが、シャルトル大聖堂のシャルトルーブルーと言われる独特の青のステンドグラスが傑出。午前と午後早く、遅くと1日3回陽の当たるステンドグラス群が異なるので1日3回行く方も珍しくありません。途中でランチ、お茶の時間・散策などを挟んで。ただ、グラスを清掃する前の、青がもっと濃く、光射す海の底にいるような美はみられなくなったのが残念です。

やはり他の方が書いておられるペレシュ城(ルーアニア・シナイア)は160の部屋ごとにすべての建築様式が施され(すべて)、外観と合わせ、世界一美しい城との定評があります。
デンマーク・オーデンセ近郊のイーエスコウ城も世界一美しい城といわれているので、どちらも次回以降に行かれるといいでしょう。
ステンドグラスといえばプラハ城内聖ヴィート教会のムーハ(ミューシャ)らの作品はシャルトルと双璧かも知れません。

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