コルドバのメスキータはバルセロナのサグラダファミリアよりも素晴らしいです

メスキータはコルドバがイスラム王国の都だった時代、世界一美しいモスクとして有名でした。
ところがカトリックの国王がイスラム勢力をスペインから追い出した際、国王はモスクを一度も視察することなく、カトリックの大聖堂に改造することを命じました。
のちにメスキータを訪れた国王は、改造された祭壇部分よりも、大部分を占めるモスクの繊細な美しさに心を奪われ、どこにでもあるような大聖堂をつくるために、世界に二つとない美しいモスクを壊してしまった!と嘆いたと言います。

幸い、8割はモスク時代のままですから、その世界稀な美しいモスクは今も見れます。

ですから、コルドバのメスキータ、グラナダのアルハンブラ、それにトレドの旧市街の3カ所だけは絶対に見逃してはいけませんよ。全部見ても観光時間は丸1日で済むのですから(+移動に1日)

スペインはパティオ(中庭)の美しさで有名ですが、毎年コンクールを行うほど有名なのがコルドバで本場なのです。
優勝した庭など見せてくれます。また12ほどの美しいパティオが見られるヴィアナ宮殿も必訪でしょう。

4番手はガウディ作品群のあるバルセロナか王都セゴヴィアでしょう。
その次にフラメンコの本場、セビーリャや大学町サラマンカ、城壁のアビラなどとなると思います。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    17/02/10 22:02

    私もそう思うのですが

    ただ、人の感性や趣味は本当に色々です。
    いくら我々がメスキータは素晴らしい、と繰り返したところでそう思わない人々も多くいるでしょう。
    スペインではバルセロナが一番良かったという人を私は知っています。モデルニスモ趣味なんでしょう。
    だから好みの押しつけみたいな書き方は避けるべきかと思います。ちなみに私にとっては逆にバルセロナは見るところ無しに近いです。

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    国連5大国のように拒否権を持ってるトピ主さんに押し付けなど不可能ですよ。

    >私にとっては逆にバルセロナは見るところ無しに近いです。

    あなたみたいな方が多ければ、私も力まないのですが、ちょっとバルセロナは過大評価で、欧州一周でスペインはバルセロナだけという方もかなり見受けられるので、ちょっと異論を唱えたいだけです。

    バルセロナはもしカタルーニャが独立すれば、スペインではなくなるわけで、傍系は否定できません。
    スペインの核はスペイン語のことをスペイン語ではカステリャーノというようにマドリやトレドを中心とするカステーリャ地方です。そこにはトレドのほか王都セゴヴィア、城壁の街アビラ、大僧院のエルエスコリアル、離宮のあるアランフエス、欧州最古の大学のひとつがあるサラマンカ、ドン・キホーテのラマンチャ地方などがあります。
    ですから、中でもスペインの京都に当たるトレドは もしスペインで1日しかなければ迷わずトレドに行け!という諺もあるトレドは必訪と考えます。
    ところが、トピ主さんの示す旅程の中にトレドがないケースもかなりあり、唖然とします。

    スペイン全体、特にアンダルシアにはイスラム色が濃厚であることがスペインの、欧州の他の国にはない魅力になっていますから、500年以上もスペインがイスラム王国だった8~13世紀の都だった、コルドバとグラナダはアンダルシアでも必訪の地と思います。

    日本のそれが京都、奈良、富士山みたいに。
    別にトレド、グラナダ、コルドバ全部に行っても移動を入れても丸2~3日ですから、平均現地に1週間は滞在できる多くの日本人旅行者にはバルセロナやセビーリャにもゆっくり滞在できるわけで、よくカットされがちなコルドバやトレドを旅程に入れたほうがいいですよと提言してるだけです。
    よくそのように書かれる方もいあますが、押し付けなど物理的にも不可能ですから理解不能です。
    別に、やっぱ昔のことより、ガウディのほうが興味あるからバルセロナでまったりしますという反応があっても「私は了解です」としかコメントしないでしょう。

    私が書いてるのはさわりだけですが、トピ主さんがスペインの歴史を知ることにより、トピ主さんが、なるほどその3都は外せませんね となる可能性はありますよね。
    自分の愚かな命令で大聖堂に改築したことを悔やみ大いに嘆き悲しんだメスキータの話などを知れば、コルドバに行かなきゃと思う方も多いでしょう。
    それこそまさに掲示板の存在価値ではありませんか?
    お勧めをここで声高に、熱心に書くことは決して押し付けなどではありません。
    トピ主さんも自分では知らなかったお勧め地を知れて、そこを旅先に加えたら、行ってよかったということも多いでしょう。