バガン／ゴールデンロック／カックー遺跡

知名度のあるところはどうしても観光化が進みますね。外国人が多く訪れることで、宿や食事が洗練されていく面もあるのでやむを得ないかもしれません。

ミャンマーの場合はチャイティーヨーは信仰の対象なので、そもそも物見遊山というのもなんですが。素晴らしい金色に輝くのは天気の好い時期だそうで訪れるのは乾季のほうがいいでしょう。
もう一つはインレー湖のファウンドーウ―ですが、カックー遺跡には行ってインレー湖には行かないのでしょうか。

人それぞれでわたしはヘーホー空港からインレー湖へ。そのあとシャン州の州都タウンジー、高原避暑地のカローへは行きましたが、カックー遺跡には行こうとも思いませんでした。

シャン州のチェントーンには別の機会にタチレークから入りましたが、ここはシャン王国の旧都で、子孫の老人が王族の墓の手入れをしていました。ラオス語で日本から来たと告げると旧シャン王国の資料をいただきました。コピーですが。このあたりはビルマ人支配に入っていますが、もともとはタイ族の領土です。

パガンはおまけだったので、一日遺跡群を自転車で見て周り、翌日タウンカラッ(ポッパ山)を見て十分でした。

それよりも大戦末期、英軍が中ビルマの交通の要衝メイッテイラの市街に無差別に砲撃を浴びせ、この町に駐留していた日本軍とともに市民の大半が犠牲になったことを知って、心が痛みました。
メイッテイラにもファウンド―ウーの金色の船が水に浮かんでいました。

日程に合わせて、ご自分の行きたいところを取捨選択すればそれでよい。知名度の高いところでなくても興味深いです。