みどりさんの方が正しいです

通常型原発とは、核分裂炉+ボイラー+発電機(水媒体型発電機)でして、もんじゅは増殖原子炉+ナトリウムボイラー+発電機(ナトリウム媒体型発電機)ですから、もんじゅは原発です。増殖炉って、核分裂の後の物質が更に増える炉って意味ですが、通常の原発と同様に核分裂で生じた熱を熱媒体を使って発電に使います。と言うか、熱媒体を使って発電するより方法は無いでしょう。実際にもんじゅは電発として稼働する計画でした、が、ただ失敗続きで1Wも発電できていません。

増殖炉に使う熱媒体は水では駄目で、金属液体を使い、通常はナトリウムを使いますから、仮にトラブルが起これば、福島のように水を使って冷やすことはできません。ですから、トラブルが起こると冷却できないので、どうしようもなくなります。
原子力発電ではなく、ボイラーの熱媒体にナトリウムを使うって設備も一時案画されたのですが、それすらも未だに成功していません。そのため、通常型原子炉+水媒体型発電機の現在の電発を、増殖型原子炉+ナトリウム媒体型発電機なんて、とてつもない設備となったのがもんじゅで、爆発型トラブルが起こると、どう停止させればいいのか、誰にも判らんようなおっそろしい設備です。

で、トラブルで停止していますが、内部にはナトリウムがいっぱいに詰まり、原子力燃料も入ったままです。
ここで、何らかの爆発が起こるととてつもないことになります。近畿一円が非居住区になる恐れさえあります。
仮に原子力燃料を外していても、ナトリウムが水と接触すると大爆発を起こし、放射能汚染された破片が近畿一円にばらまかれます。

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2件のコメント

  • 身内に原子力発電関係者が居るので理屈等は理解しています

    フクイチ事故の数ヶ月後に意図も簡単に侵入出来たこと
    ボートでも簡単に近付けるのをピースボートが証明したこと
    テロリストたちには行き渡っている対戦車砲で狙われたら?
    内陸ではなく海岸線沿いに並べているので
    一番驚いたのは国道8号線を走っている時に
    海岸線の延長線上に原発が聳え立っていることでした
    何処からでも狙えるやん、テロ警戒も全然していないみたいだし
    稼働している、していないの問題ではなく
    停止中でも核燃料の崩壊熱が鎮まるまで数十年でしょ
    その間に電源喪失、冷却水補給停止、もんじゅならナトリウム無しの状況
    そうなる様にテロリストたちは考えてるハズ
    でも、簡単に接近出来た、ノーチェックで敷地に入れた
    こんな水際だったと知りました


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    シロカイーナさん、失礼しました。

    私の方は、学生時代にボイラー要論を勉強し、当時、熱媒体に水に代わってナトリウムを使うと熱効率が高くなると学んでいますが、ナトリウムの扱いが困難で、結局、只のボイラーでも実現しなかったことを知っています。
    その危険なナトリウムと原子炉を組み合わせた最危険なシロモノがもんじゅです。
    もんじゅ計画をなぜ中止しないのか理解できません。

  • みどりさんではなくて、シロカイーナさんか。

    シロカイーナさんって、あまり技術的とか論理性とか関係ないので、間違えた。
    申し訳ない。

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