16/06/21 18:40

エアライン、搭乗クラス、空港、運不運等による

あくまで原則論ですが、
香港と言えば本場?のエアラインを真っ先に
挙げねばなりません。

キャセイの場合、クラスとか会員資格によります。
私の場合は、23cm x 36cm x 56cm という他のエアライン同様の基準以外
(手荷物の最大のサイズ)に、小さなお荷物と重量制限が加わります。

小さなお荷物は一個に限り、
小さいハンドバッグ
ラップトップ用バッグ
小さいバックパック
カメラバッグ
ブリーフケース
なので、二個持ち込みたければ、
一個は通常の手荷物として、他方はラップトップ用バッグに入れて
持ち込むしかないでしょう。しかし、軽量タイプでもACアダプターを
入れたら1.5キロ近く、今や超軽量はほぼ絶滅機種(XPからwindows 7までで、
8以降なら8インチタブレット程度でしょう)なので、二台で4キロ近く喰うはず。
特権資格なしなら、残り3キロです。風袋だけで終わりかねない状態・・・。

最大重量および個数
1 個 7kg (15 ポンド) がエコノミー。
これがシルバーで10kg 、ダイヤモンド会員なら毎月程度乗っているので、
このような質問はしないでしょう。ビジネスなら非会員、または平会員でも
10kgです。さらに、シルバー以上は、ガーメントバッグまたは小型バッグを
持ち込めます。

日本語の表現は少し緩い(日本人的発想かな?)なので、最後は英語にします。
The combined weight of all your items including your duty free items must
not exceed the baggage allowance of your travel class shown above.
"must not"に対し、”しないように”なのです。

大きさもさることながら、重さがかなり少ない。10キロなら大抵は収まりますが、
7キロは風袋(キャリーケースなどの重さ)が半分くらい喰うので、現実問題と
しては厳しい。

上記が原則論です。
しかし、敢えて何処の空港とは言いませんが(これを書くと、大量荷物を
持ち込もうとする輩が出てくる)、甘い空港があって、そこからの
客は明らかに制限を超えています。勿論、厳しい空港もあり、目の前で
撥ねられた客を見たことは何度もあります。

ちなみに、液体物を購入してしまったとき以外は、私は機内持ち込みしか
しません。上記制限をクリアーしているので、これまで問題になった
ことがないのです。

仰せの通り、FSCの場合、一々重さを量ることは滅多にしません
(キャセイと同じアライアンスに加盟しているエアラインでは
やられたことはあります)。しかし、LCCの場合、特に日本のどの
空港から出るかによって厳しさが全く異なります。これは、知っている
人は知っているので、具体名は出しませんが、LCC専用ターミナルのある
空港です。全員(の荷物が)計測器に掛けられます。しかも航空会社職員では
なく、ターミナルの委託職員なので、情けもなにもありません。淡々と
仕事をこなします。数百グラムオーバーでもアウト。

LCCの場合、空港での荷物預け(オンラインで事前に買わない)は重要な
収入源なので、かなり高く付きます。

さらに、裸でPC二台は多くのLCCで制限を超えます。
例えばPeach。合計二個で10キロまでです。裸のPC二個が限界。
他には何も持ち込めません。

Vanilla Air
1辺でも規定サイズを超えた物は持込みできません。
と書かれています。

あと、LCC特有の問題があります。
有料の受託荷物を避けるために、限度いっぱい持ち込もうとすれば、
当然、スペースはなくなります。とくに海外(国内のLCCは可愛い方)では、
争奪戦となることが少なくないのです。

LCCの場合、空港で蹴られると悲劇なので、荷物を減らすか(PC二台は、このご時世
必須なのでしょうか?)、諦めて預けるということを決めておくべきです。
なお、私も以前はPC三台持って飛んだこともあります(それでも機内持ち込みです)。
しかし、三台とも500 g以下だったので、荷物検査で、PCと認識してくれませんでした
(悪名高い?FRAですら、前の客のHPかDellの製品が起動チェックに回されたのにも
関わらず、私の荷物は素通り)。

今は、現地でのプレゼンテーションですら、タブレットで済んでしまうし、
どうしてもPCと言うのならスティックタイプでもそれは可能。発展途上ですが、
Windows 10 MobileのContinuumを使えば、PCの代わりができます。それなりにですが。
重い計算が必要だとしても、サブにタブレットPCとタッチパット付きBluetooth
キーボードで、マインの役割を果たします。さらに軽くしたければ、スティックタイプ
PCにすれば良い。

PC二台をまず止めることでしょうね。

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1件のコメント

  • ありがとうございます。

    詳しくご説明いただき、ありがとうございます。

    やはりLCCは厳しそうですね。

    PC2台はやめられませんので、いざというときはアダプターとかのオーバー分だけ預けるように対策したいと思います。

    数百グラムの重量オーバーなので全部は持ち込めない場合、その数百グラム分の小さい荷物だけ預けるのは問題無いですよね?

    大きさについては、制限内のものを使うことにします。

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    16/06/22 08:44

    少なくともサブは超軽量型にする

    スティック型はその気になれば全く問題なく使えます。
    そもそもが今のPCはオーバースペックで(売るためには
    付加価値を付けねばならず、それが重量に跳ね返る)、
    ゲームとか動画編集でもない限り、10000以下-18000円程度の
    スティック型PCの重量が50グラム、これに小型タッチパッド付き
    Bluetoothキーボードが100グラム、ケーブル入れても200グラム程度で、
    ACアダプター一個よりも軽いのです。これでちゃんとプレゼンテーションは
    できるし、ホテルのTVモニターで机上版PCとして使えます。

    PC二台は重量で厳しいし、軽くしたいがために無防備で持ち込めば、
    破損の危険が高まります。一度やったことがありますが、起動しない
    PCを持って飛行機に乗るほど惨めなことはありません。漬け物石を
    機内持ち込みにするのと同じなので・・。

    先に書いたように、専用ターミナルを使うフライトは、全員の荷物検査ができるので
    (FSCと共用では時間が掛かるため無理なのです)、制限以上は無理と思っている
    ほうが賢明で、事前に払わないで、現地払いの有償荷物は馬鹿らしいほど高くなります。

    また、これは人間のさがというもので、普段使わないものに、貴重品などを
    入れると忘れることが多くなり、紛失の原因となり得ます。大きなラップトップ二台で
    LCCという発想自体に無理があると思います。

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