日本学・韓国学センター

ライデン大学医学部・大学病院は駅のすぐ北側にありますが、
1575年にできた本館は都心にあります。外観は修道院です。
中に理事室があり、学位審査が行なわれます。
オランダでは鍵がかかっていなければ、勝手に入って良いので、
平日、中をご覧下さい。博物館のようです。

その南500mに大学グッズを売っているLUFがあります。

シーボルトの植物園は本館の裏です。

本館の北側に主部があります(オランダの大学は
キャンパスはなく、街中の大学の建物が、大学です)。
その裏に中央図書館があります(医学図書館は
病院の中)。
本館の北300mに日本学・韓国学センターが
あり、ちょっとした日本書の図書館があります。

インテリの対日感情は悪くありません。
大衆も、腹ではどう思っているかわかりませんが、
何しろ商人国家なので、表面はにこやかで、
通常は不快な目をすることはないでしょう。

またインドネシアから移って来た中国人が多く、
中華・インドネシア料理店が多いです。
ライデンの桟橋のある三角広場にある広東という店が
一番安いです。ナシゴーレン(焼き飯)、バミゴーレン
(焼きそば)、サテ(焼鳥)が、おいしいです。
堀の向こうに、タイ料理屋もできました。カオパッ(焼き飯)が
おいしいです。

土日は完全に閉まってしまう国です(博物館を除く)。
ストリッペン・カート(全国共通回数券)を駅の売店で買えば、
全国のトラム、バスに自己改札して、乗れます。
キューケンホフというチューリップ公園がちょうど
開いていますから、ライデン駅から特設バスでどうぞ。

4月下旬の10日間がオランダが一番綺麗な季節で、
ライデン・ハールレムの車窓から1キロ四方の
原色の絨毯が眺められます。
(オランダの国鉄は、往復は片道の1倍半です)。
ハールレムはオランダらしい街ですから、ハールレム観光を
兼ねて、車窓からの他の国では見られない眺めをどうぞ。

アムスは治安も悪いし、外国人が多いので、
オランダらしくありません。物価も高いです。
ハールレム、ウトレヒト、ハーグ(キムチハウスという韓国料理やを
お勧めします)、ゴーダ、デルフト、デン・ヘルダーなどが、
オランダらしい街です。

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2件のコメント

  • 06/03/07 16:39

    重ね重ねありがとうございます。

    どうもありがとうございます。全ての情報がためになります。
    中華が食べられるのはとても有用な情報でした。海外ではいつも中華に逃げるものですから。
    今航空券絞り込みしていて、KLMは直接買ってもHISとかで買うのとあまり変わらないのにびっくりしていました。しかしマイレージプランがアジアが基本旅行の僕には辛いと思いましたが。(タイが好きです。)

    色々行きたいところが出て来たのですが、今回都合上5泊6日でそのうち三日間は日中病院でボスと面談したり、手術見学したりする予定です。
    その後はアムステルダムで二泊ほどしようかと思っていました。のでライデンの観光は暇をみつけて町歩きしてみることにします。
    ところでアムステルダムは
    東のバンコク、西のアムスとよく聞きますが、あんな感じですか?
    僕は音楽と酒があれば夜は過ごせる人なので、バンコク好きですが、似てるのでしょうか?もっと危ないですか?
    オランダに行ってアムステルダムよらないのもちょっと、と言う気もしている次第です。
    ライデンも学生が多い町なので結構酒場的なものは多いのでしょうか?

    それからもしアムスによるとしたら、おすすめのホテル、あるいはホテルを見つけるサイトがありましたら教えて下さい。
    (いつも使っているhotel.comとかがあまり通用しない気がしています)

    何度も質問に次ぐ質問で恐縮です。





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    アムスはライデンからの日帰りが便利

    アムスは街が大きいので、ホテルが
    中心部(値段が高い)にない場合、
    移動に時間がかかります。

    また、アムスは雑然としていて、あまり好きではありません。

    ライデンから列車で片道35分、10分毎ですから、
    ハールレム廻りでアムス日帰りはいかがでしょうか?

    ライデンのカフェ(昼~夜は酒場)は「ミクロスコピア」の
    記事にも少し紹介しました。
    雰囲気の良いカフェも、何箇所かあります。

  • Re: 日本学・韓国学センター

    考古堂から出ている『ミクロスコピア』という雑誌に
    先日2回にわたって「世界医学史の旅 蘭医学の故郷 ライデン」を
    2回にわたって掲載しました。

    VVV(観光案内所)、ホテル・ペンション、カフェ、
    本屋、古本屋についても、ちょっと言及しました。

    2005年秋号と冬号(第22巻の3号と4号)で、
    各6~7頁、写真各13枚掲載です。
    どこにでも売っている雑誌ではないので、直接
    出版元にご連絡下さい。

    考古堂書店
    電話025-229-4058
    ファックス025-224-8654
    1冊1200円+送料210円です。

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