候補地の一つでした

武漢は2009年7月皆既日食の際、最初に検討した観察候補地でした。夏はとても暑いところとして知られています。
暑さはともかく、上海もそうですが大気汚染でいつも空がぼんやりかすんでいると。

日食観察は部分日食であれば、空にフィルターがかかっているような状態は影響は少なく、減光する手間がやや減りますので好ましいくらいなのですが。皆既日食ですと、好条件の日食では太陽コロナの微妙な流線やデテールが重要なポイントですので、やはり空はきれいな所が望ましい。それで上海、武漢は候補から外しました。
実際の観察地は上海と杭州の中間の烏鎮になりました。

観測日の朝は上海のように曇天でしたが、皆既直前に太陽が顔を出す幸運に恵まれました。

あの時は鹿児島県のトカラ列島などでは残念な結果になりましたね。日本で見られる皆既日食の数少ないチャンスだったのですが。

旅のレポート興味深く拝見しました。

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1件のコメント

  • その瞬間、私は上海動物園にいました

    そして、どしゃぶりでした。それでも暗くなってきて、水辺の鳥たちは夜かと思ってねぐらへ急ぎ、数分間の夜が訪れました。あれはもう7年も前のことなんですね。
     知人が悪石島に行っており、電話をかけたら曇りときどき雨とのこと。
     正解は烏鎮でしたか~。その頃はまだ烏鎮へ行こうなんて思いもよらなかったんです。行ってみたらいい所でした。こうしてコメントをいただけると、思いが広がって行きます。また旅に出たくなります。
     ご覧いただきありがとうございました。

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