客寄せの修学旅行・・・だそうです。 去年の12月 ウイスラーのスキー場に修学旅行?の団体がいました。 一日団体で滑って・・・?翌日はバンクーバーでアイスホッケーを見るとか・・・。 ヨーロッパコースもあると聞きました。 子供が少なくなって生徒が集まらなくなった高校では すこし前まではかっこいい制服で子供を釣り?ましたが いまは修学旅行・・・で海外へがもうひとつのセールスポイントだとか・・・。 あいかわらず大学スキー部を丸雇いしたスキー修学旅行も減ったとはいえ盛んだとか。 生徒がどこへも行かない・・・?行けない、他校生と一緒にならないからケンカにならない、先生が楽・・・。 その延長上に海外修学旅行・・・。 でもまあ 行った国の名前ぐらいは覚えるだろうから ま いいか。
ぼうふらおじさん今日は 「でもまあ 行った国の名前ぐらいは覚えるだろうから ま いいか。」 甘いです。 去年の11月にここの共通語はスペイン語だと思っている子がいました。 ここは英国なんだから英語なのよ、と訂正すると、 英国に来ていることも知らないようで唖然としましたが、気を取り直してデイヴィッド・ベッカムの出身地だというと、とたんに理解したようで驚きました。
現地ガイドさん 今晩は・・? すこしタイミングがずれたみたいですが・・・。 この頃・・・といっても昔から関心の無いことにはまったく注意を払わない子供・・・いえ人っているものですが 最近は親がしっかり抱え込んで波風に当てないせいか 驚くべき人類が育ちつつあるようです。 でもこれがバカでアホウかというと必ずしもそうでなく 余計な・・必要なと思われることも含めて、知識が欠如している・・・いわゆるカマボコが泳いでる・・タイプなんですね。 つまりこういう子供たちにとっては イギリスでは スペイン語ではない・・という事に気がつくのも貴重な体験です。 何しろ生まれた時から蛇口からお湯が出て、いたるところのトイレはウオシュレットで、蠅も蚊もいなくて・・・オナカがすくのは自分が食べないからで・・・。 そう考えると大人が遊びに出るよりもしかすると彼ら、彼女らが持ち帰るものって・・・メチャクチャ大きな物かといまさらのように考えました。 やや逆説的ですが・・・。 かわいい子には旅をさせろ・・・。元の意味とはずいぶん違いますが。 その現場でのご奮闘に 乾杯です。 間違ってもこの子たちが国の外を必死に逃げ回るような事態にだけはなってほしくない・・・ととんでもないことを考えてしまいました。
へえぇ、おどろき 確かに、スクールアイデンティティとか言って、少子化時代における子供の囲い込みをやってるみたいですが、もう、そこまで私学は追いつめられてきてるのですか。もっと、学校らしい部分で、学校のブランド価値を上げられないものなのか・・・・。 でも、親だって、一概に金持ちばかりじゃないだろうし、母親がパートに出て子供の塾代稼ぎが終わったと思ったら、次は修学旅行旅費まで稼せがなければならないと考える世帯も多いだろうに、海外修学旅行って、もし、日本のリーマンの年収平均が700万円(たしかそんな数字だったような)だとすれば、子供に高額つぎ込む必要性が予想できる学校って、本当にそれが囲い込みポイントになってるんだろうか? 親がシノギを削って、爪に灯をともしてまでも、子供には贅沢(今時は海外は贅沢とも言えないけど)を与えてやりたい?これっていまどきの家族愛なの?まあ、虐待するよりはましね。
行ける人だけ行けばいい・・・高校も修学旅行も 親にオカネが無ければ行かなければいいのでは・・・。 もしくは 勉強して海外修学旅行なんて関係ない学校へ行けばよいのではないでしょうか。 こんな客寄せに乗るような子供と親を対象にした学校だと思えばいいじゃないですか。 サラリーマンの平均年収って 700万もあるんですか・・・。 それって上場企業のそれではないのでは・・・。 オカネの無い人はチエを磨いていただきましょ。そうしないとどうしようもない甘ったれの人ばっかりの国になってしまいます。 アヤシゲナ ブランドに現を抜かす親の子だけ狙うんだから いやそうでもないか・・・、子供の内に何でも欲しいものをあげて育つと・・・ガマンのできない大人がイッパイ育つだけ。 まあいいや 他人の子だ・・・。 うーん そう思おう。