05/07/10 11:46

TOKAJI(トカイワイン)

私はグルメでもワイン通というわけでもありませんが、Budapestでワインと言えば、何と言ってもまずはTokaji(トカイワイン)を試さないわけにはいきません。世界3大貴腐ワインの一つで、その琥珀色に輝く甘~く深~い味わいに、「美味しいワインとは」とか「このワインは〇〇な感じだから△△」などという難しい薀蓄は必要ありません。とにかく美味しいのですから、Hungaryを旅行なさる方はグラス1杯だけでも頼んでみてください。

初めて飲もうとする方、もしもSweetかDryかと聞かれたら、それはSZAMORODNI(サモロドニ=そのままにの意)というタイプ(作り方)のワインなので、迷わずSweetを。Dryも悪くはないですが、そうですね・・・焼酎「百年の孤独」のような感じもしました。「百年の孤独」は最高ランクの焼酎ですが、ロックだと、当然強~いというか、ちょっと顔が歪みそうなコクがあります。焼酎でもウイスキーでもロックのお好きな方は、やはり甘すぎるのでDryの方がお口に合うかもしれません。

プトニョス(残留糖度)を問われれば、それはASZU(アスー=糖蜜のようなの意で、普通のワインと貴腐葡萄を混ぜて発酵させたもの)というタイプのワインで、6プトニョス以上は、エッセンシアと呼ばれ最高ランクだそうですが、想像もつかない美味しさ(甘さ?)とお値段ではないかと・・・。

Buda王宮の丘の上、マーチャーシュ教会の近くには、The House of Hungarian Winesというワインショップがありますが、ここの地下はワインミュージアムになっており、入場料3800Ftで古~いワインを眺めることができす。試飲(3プトニョス)もとことん可ですから、ここでもお試しできますがくれぐれも飲みすぎにはご注意を。

ところで、トカイワインのボトルはすっきり撫肩の首長美人で500mlです。税関では、1人760ml程度が3本まで免税ということですが、これは2280mlまで大丈夫ということなのかしら?・・・となると、4本まではOKということになるのですけどね。4本・・・持って帰るにしても結構重いですが、上等の貴腐ワインは、2~3ヶ月かけてチビチビ飲むこともできるのだとか・・・4本あれば、1年持ちますね。

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  • 05/07/11 10:27

    両替

    オーストリアより鉄道でBudapest Keleti pu.(東駅)到着。噂のタクシーの勧誘は思ったほどでもなく、十分断れる程度。国際列車が到着したばかりの為か、両替所は列をなしていたが予定以上にレートが悪い。€(cash)=250Ftぐらいのつもりでいたが、195Ft(ノーコミッション)。ホテルが近いので、ホテルでも確認することにすると、€(cash)=245Ft(+8%コミッション)。

    ハンガリーは、コミッションをとらないと何処かで読んでいたが、そんなことはなさそうだ。ちなみに、ホテルでT/Cの両替は不可だった。街中の両替所は、195~245Ft(cash)でいずれもノーコミッション。銀行は行っていないのでわからない。思ったようにクレジットカードも使うことができず、レストランと王宮の土産物店程度しか使うことが叶わなかったので、予定以上に手持ちの€が減っていった。

    そうそう、航空会社はオーストリア航空利用。往路ウィーンでの乗り換えに、ノンシェンゲンエリア出てすぐの両替所で、€100(T/C)をノーコミッションだというので3枚ほど両替したが、最近ノーコミッションの両替所をみつけるのは意外と大変だったり、行くまでと待ち時間に無駄な時間がかかったりするので、帰りの乗り換えの際にも両替しておこうと思ったが、今度はT/Cは扱わないとのこと。まぁこんなこともよくあるといえばある・・・行きはちょっとラッキーだっただけということだが、ご予定の方はお試しあれ。

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