珍しくもないことです 高級ブランドバックの持ち込み可能なものは、持ち込んだほうが 安全ですので、大抵のかたは持ち込みます。 小型のルイ・ヴィトンなどは、別に珍しくもなんともありません。 預けると、丸ごと盗まれるというより、壊された際に悲しい思いを します。日本国内と異なり、超高級ブランドでも、ただの鞄ですの で、丁寧に扱ってくれることもありませんし。 制限区域内は、下界に比べれば安全であることはたしかですが、 飛行機を利用する人が全て善人という訳ではないし、出来心という ものもあります。ですから、注意は必要です。例えば、空港ベンチ にマニラヴィトン(知っている人は知っている用語)が置いてあれば、 無視されるか、ゴミ箱に捨てられるか、空港警察に連絡され、完全防 備の危険物処理班が来ますが、ルイ・ヴィトンだったら、なくなって いるでしょう。 実は、私も一見はただの鞄だが、よく見るとブランドの鞄だと、わかる 人にはわかる鞄を持ち込んでいました(未だに機内預けはありません)。 飛行機を降りるとき後ろにはブランドで着飾った女性が降りてきました。 後で、妻から、「最初は気がつかなかっようだけど、途中であなたの 鞄に気がついてじ~と見ていたよ。目が点になっていたよ。わかる人 にはわかるんだ。」と言われました。小型で持ち込みには何ら問題ない のですが、空港では傷や汚れが付かないように気をつけねばならないし、 機内預けにはできなし、空港ラウンジには置き放しはできないので(キャ セイの香港ラウンジは通路から一般の人もアクセスできる場所に荷物置き があるので、例え中身が空でも、置いて市内に行くこともできない)、か なり面倒です。高級ホテルに入るのには、似合うのでしょうが、それ以外 のところで、気を遣うことは確かです。 あくまで、鞄の価値であって、持っている人間をどう評価する(金を 持っているか否か)は別問題です。しかし、身体中に純金でも付けて いない限り、その程度の人間は掃いて捨てる程いるので、特別餌食に なるということは考えられません。注意すべきは、下界に出たときの ことです。