Re: いろいろなシステム

私のケースは 主にヨーロッパです。 小さなホテルはスイスが。アメリカのケースも混ざります。

お部屋の掃除のシステムでもちがいますし その国 または地方、そのホテルの伝統などによる働く人の雇用形態でもこのピロウチップ(ベッドチップ)が誰の手に入るかが変ります。

日本では ベッドチップはシステムには繰り入れていず、サービス料の範疇で請求書に加算されていると考えられますので 外国人などが習慣上置くチップを公平性を持たせて 一括管理して再配分するというのが
いわゆるチャントしたホテルのルールになっているみたいです。

東南アジアのホテルの一部では以前は従業員のボスがいてみんな持っていってしまうとか 30%取るとか、または お客がチェックアウトに部屋を離れるやいなや それだけを回収のがいるとか・・・。

発展途上国のホテルの場合は 多くの場合その国の元宗主国の習慣が本国より色濃く残っている事が多いようです。 

つまり チップを置くほうもある程度それを読まなければならない・・
ということで ドレが正しい・・・ということのない世界と御考えになった方が良いと存じます。

つまり チップはあくまであげる人の裁量如何だということです。

むかし ハワイのある有名なホテルで 勘定書きをカードではらったところ(テーブルで支払い)マネージャーがにこやかにテーブルに来て 食事はどううだったか・・何がうまかったか、また来てもらえるか、さーびすはどうだったか 従業員に不始末はなかったか・・・と話をしながら ふと気がつきました。

そうです。チップが空欄でした。 モチロン 彼らが勝手にかきたせばそれが有効になるのですが さすがそんなお行儀が悪いことはしません 。

はっとしたこちらの顔を見ながらさりげなく 他の従業員の方を振り向くと彼の後ろ手に持ったサインした請求書が 私の方へ。 そっと受け取って OH  SORRY・・・、チップを記入して 総額をいれ彼に手渡ししました。 日本人がよくこの分を忘れる・・ことを承知でのさすが見事な対応と 今でも忘れません。 ちなみに ハワイなどのサービス従業員はこれらチップ収入が中心とか聞いています。

パリのカフェなどでは 受け持ちのテーブルが決まっていて そのサービス料は そのギャルソンに帰属するとか・・・。 モチロンテーブルに置かれた小銭も・・・。 つまり いろいろなのです。

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2件のコメント

  • 06/03/03 21:10

    小さなホテル

    >一括管理して再配分するというのがいわゆるチャントしたホテルのルールになっているみたいです。

    そうなんですか。でもよくそんな事までご存知ですね。

    私もイギリスの小さな(6部屋しかない)ホテルの支払いを、カードでしたことがあります。
    その時サービス料が入っているかどうか気になったのですが(計算書の隅にそれらしいことが書いてあるようでしたが、私の知らない単語でした)、聞いてまで払うこともないと勝手に考えて、そのままにしちゃいました。
    日本に帰って辞書を調べたら、ヤッパリ「サービス料は含まれていない」という意味のことが、気取った表現で書いてあることが解りました。

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    Re: 小さなホテル・・・いろいろなシステム

    一括して再配分・・・というのは 私の推測・・・です。

    イギリス・・・この国はいぜんとしてかなり異なる常識?で動いているところですので こういうケースは少ないのかもしれません。

    いろんな国の といってもそうそうくわしい訳ではありませんが、チップの仕組みが各旅行ガイドにかなりのページを必ず割いているのは 世界中の人が悩んでいるからでしょう。

    そのときそのときで いいと思う形で対応していくほか無い・・・と最近考えるようになっています。  ざぜって それがチップのチップたるユエンだと・・・。

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  • すみませ~ん (巴里ギャルソン編)

    ぼうふらおぢさま、こんにちは。

    ここ数ヶ月の特集だと思いますが、朝日新聞を読んでいたところ、
    日本人で唯一のギャルソンの方の特集でした。

    >パリのカフェなどでは 受け持ちのテーブルが決まっていて 
    >そのサービス料は そのギャルソンに帰属するとか・・・。 
    >モチロンテーブルに置かれた小銭も・・・。

    ギャルソンというのは元々、「サービス」を提供するプロであり、
    テーブルに付く客の好み、過去の注文、本日の天候と気温を全て
    データーとして、頭に入れており、その客(リピーター・固定客)
    からのチップによって、生活しているのだとか。つまり、生活給
    であるという内容でした。レストラン(カフェ)からは、ほんの
    基本給程度のものしか出ないそうです。

    テープルにして100卓程のデーターは、メモがなくても、すらすら
    出てくるそうですし、顔は一回で覚えるのが普通であるとのこと。

    フランスではかなり尊敬される、プロ集団であるので、外国人が
    なかなか食い込めない職業である、との事です。
    どうも、スペインのCamareroとは違うようなので、おぢさま
    がフランスに入ったら、じっくりと観察お願いします。 

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    昔の映画に・・・

    たしか古いモノクロ映画のギャングもの・・・確かではないがジャンギャバンおじさん?に このカフェのギャルソンが出てきて そのテーブルの権利を後輩に売るシーンがあったような。 この場合 店のオーナーは 了解・・程度だったような・・・。

    まあ ギャングの黒幕・・・知恵袋?みたいな役柄だから オーナーは何もいえないのでしょうが。 

    でも大きなレストランでは 必ずしもそうではなくなってきているとか ・・。

    なぜか フランス・・とくにパリは昔からくたびれるのであまりいきたくない街なのです。 あちらのやり方にあわせることを暗に強制されているようで・・・。

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