鉄道技術の水準が違う

東南アジア諸国は鉄道技術の水準が低く、西欧や日本から取り入れたシステムをそのまま利用しています。
比較的文明の進んだタイでさえ、広大な都市部の鉄道用地は朽ちた車両と使われていない鉄道工場がそのままの状態です。インドシナ諸国、タイ、ミャンマーには国際列車の運行はほとんどありません。

タイ-ラオスの友好橋は鉄道併設橋ですが、わずか一日2往復のディーゼルカーがタイのノンカーイからラオス領内を数キロ走って終点のタナレーンを結びます。
実用的な列車とは言い難く、物好きな外国人やタイのグループが鉄道施設を見物するだけになっています。

タナレーンに着いた場合は高いお金を払ってビエンチャンまでロットトゥー(ボックスカー)で移動するか、友好橋まで何らかの方法で戻って、普通のローカルバスでタラートサオバスターミナルまで移動するかになります。

2,3週間だと北タイとラオスの北部中部、東北タイを周るくらいが適切と思います。

航空券はバンコク往復か、ミャンマーにこだわるならバンコク経由ヤンゴン往復がいいでしょう。

現実的には東南アジア諸国、特にタイでは高速バスや航空機が国内旅客運送の主要な役割を担っています。
ヨーロッパの国際列車のようなわけにはいきません。

ミャンマーでは列車を利用しませんでした。検索すればいろいろな評価を見ることができると思います。

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1件のコメント

  • Re: 鉄道技術の水準が違う

    東南アジアの鉄道の旅は現実的ではないのですね。ミャンマーの鉄道旅行のレビューを読んでみましたが、たしかに安くなくて揺れるし遅いしと不評でした。。ベトナムでは鉄道で南北横断したのでアジアの鉄道もいけるのでは、と思ったのですが地域差があるようですね。長距離バスや飛行機を使った移動を考えていこうと思います。

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