Re: チップの話

英国の貴重な情報ありがとうございます。チップについてのレスには、根拠薄弱一方的な意見を感情的に押し付けるようなものを多く見かけますが、珍しく勉強になったレスでした。
このレスに対する感想質問等をのべておきます。

「まじめな日本の人からみれば理不尽にうつるかもしれませんが、」
日本人だけでなくほとんどの人がちょっと考えればおかしいと思いますが
「最近は会計に組み込まれていることも少なくありません。
サーヴィスが本当に悪い場合はこれを払わないことも可能ですが、」
いわゆるサービス料として請求されることもある、ということですか。普通サービス利用として請求されたものについては払わないことができないというように思いますが。もちろんサービスが非常に悪い場合別途クレームを申し出て何がしかのお詫び料をとるということはありえると思っていますが
「価格操作のできる人たちにはチップは払いません」経営者とか上級管理職にチップを渡すのはおかしい、と物の本などに書かれ私もそう思いますが、イギリス全体の感覚は違うのですか。私は払いませんではなく私も払いませんですか

「なしの場合はお客様にどうやって伝えようかと散々悩みます。」
自分に対するチップは自分では言わないことがベターだと思いますよ
昔は100パーセント近い客、今でも80パーセントくらいのお客はチップを払ってくれると思いますが残りのうちの一部の客がクレームとして日本の会社に言うことが想像できるからです。いくら支払いは自由ですといっても当のガイドが発言し他の客が払っている状況では支払いを強制されているのに等しいといって。
「ただイギリスでは期待はされているというだけのことです」
チツプの習慣のないといわれているわが国だって表面上はともかく本心は期待していますよ
ですから期待されているのだから払ったほうがよいとは私は思えません
まして世話になったことの対価として世話をしてくれた人に渡すわけでないピローチップは不要だとおもいます。
「父がのし袋に5千円前後入」
20年前に5千円というとかなり経済的に余裕があったのですね。もうサービス料が請求されている時期ですからこれに加えて5000円は家族3から4名くらいの旅行では高いほうの部類だと思います。普通の家庭では出す人も1000円から2000円くらい、出さない人のほえが多いと聞いていましたが。今の相場はいくらくらいか知りませんが今でも払う人は間違いなくいるようです。しかし20年前と比べるとまた少なくなっていると思われます。支払い0と比べると1ポンドは十分高いですよね。
「通貨までこんなに気を使ってすごいな、と思いました。」
アメリカでは必ずチップを払うべきだと発言する人のなかにチップをコインで渡すのは失礼だと言う人がいます。アメリカには1ドル紙幣2ドル紙幣があるのだから硬貨で払うのは受け取る人に失礼だ、というものです。私は硬貨じゃいやだというなら別に払わなければよいと思いますが
その人は硬貨でなく紙幣で払うべきだというのです。私だったら同じ1ドルなら紙幣であろうと硬貨であろうとどちらでもいいと思うし、もし可能なら硬貨でいいから後1セントでも2セントでも増えたほうがよりハッピー思うのですが。こういう意見についてはどう思いますか








  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 枕の上か下か?

    たんたんたぬきさん、
    ご質問にお答えします。
    1、レストランなどでサーヴィスチャージが会計に組み込まれている場合は、払わないことも可能です。
    マネージャーを呼んで、具体例を出してサーヴィスが悪かったので払いたくないといえば大丈夫です。
    私は今までに数回だけですが、これをやったことがあります。高級店でも庶民的なところでも経験があります。
    一生懸命働いて得たお金ですから、理不尽なものや理由のないものには払いたくありません。
    自分で考えて払う価値のあるものにはケチらない方ですが、やみくもにお金をばら撒く人を見ると、ちょっとどうかと思います。

    イギリスでは、逆に、一旦払ってから後でクレームをつけるほうが「難癖をつけている」様にとられがちです。

    2、経営者にはチップは払う必要がないというのが大半の見方だとは思いますが、これも決まりではありませんから、私も、と書くのには微妙な抵抗があります。

    3、私のチップはお客様によっては言いません。
    1日お付き合いをしていればある程度の考え方は想像できますから、臨機応変にやっています。(笑)

    4、ピローチップですが、強制ではありませんからそういう考えでしたらそれもいいかと思います。
    私はイギリスのホテルでは必ず1ポンド枕の上に置きますが、ルームメイドの人たちの話ではやはり本人の手にちゃんと渡っているところが殆どのようです。
    フランスやスペインなどでホリデーに出かけるときは連続で3-4週間同じ宿に泊まりますが、その時には帰り際に20ユーロぐらいを封筒に入れてチョコレートの箱と一緒に「ハウスキーパーの係りの子達で分けてね」と手渡すようにしています。
    経験はありませんが、もし自分がウエイトレスだったら・・・とかルームメイドだったら、と考えた結果を基準にしています。

    自分のポリシーに現地事情を足して自分で判断すればいいのであって、
    現地事情のみや、現地事情も知らないガイドブックに振り回されるのはどうかと思います。

    5、最後のアメリカでは・・・というのは住んでいましたが、聞いたことはありません。
    ただ、考えてみると、(これは私の想像ですが)渡し方が変わるからではないでしょうか?
    お札を手渡すときには渡す側と受け取る側の手の高さの位置が同等の場合が殆どです。
    風で飛んでしまうので放り投げることもできません。
    でも小銭はどうしても受け取る側の手に落とす感じになってしまいます。何となくあごで使われている印象が・・・。ですから横柄な渡し方にならない様に、ということではないでしょうか?
    レストランなどで小銭だと、ポケットでジャラジャラかさばるのも理由かと思います。
    ただ、(金額が同じで)お札は欲しいけど、小銭は要らないという人は今まで見たことはありません。


    おまけ、ここまで読み返して、ひとつ、思い出しました。
    チップを枕の上に置くか下に置くか?
    正解はお札は飛ばないように枕の下に、小銭は転がってなくならないように枕の上に置くのが正解と、何人かのホテルのメイドさんに教えてもらったことがあります。

    自分がしてもらいたいことを相手にもしてあげれば感謝の気持ちは伝わります。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    Re: 枕の上か下か?

    現地ガイドさん
    ご丁寧な回答ありがとうございます。
    チップに関しては、個人の問題だからほっておいてもよいものだと思わないでもありませんが変なチップの渡し方は旅行するものににマイナス
    をもたらすこともあると思いレスしています。30年くらい前ドイツに行ったとき現地の日本人ガイドの方から「最近日本人の観光客が多くなりレストランなどでチップを払いすぎるので自分たち現地の人が迷惑している。一生懸命サービスをしても適当にサービスをしても同じように1割くらいのチップを置くのでまずサービスに手抜きをするやからが増えてきたことと、普通はおつりの端数くらいしかチップを置かない現地の人に対しいい加減に対応するものがでできた。」という話を聞きました。
    これは今の言葉で大げさに言えばサービス従事者のモラルハザードだと思われますし、お話にあったピローチツプは、ホテル等の経営者のモラルハザードを助長しているのではとおもってしまっているからです。
    ということでどこまで意味があるかわかりませんがチップについて意見を述べていこうとおもつています。

    あとはまたレスに対する感想等です

    1 日本におけるサービス料はサービスの対価分というより値上げの名目
    だと考えられています。またサービス料分のサービスはどういうサービスだと定義されていませんからサービスが悪いからサービス料を払わないということは主張できないとかんがえられていました。英国での考え方と決まりはべつなのですね。もともとサービスは無料というわが国と有料だという西欧の国の差が出てきたものでしょうかね

    2 「経営者にはチップは払う必要がない」というより経営者にチップを払うことはおかしい、という考え方が英国では一般的なのではないかと思ったものです。私の読んだ文は、B&Bにとまった日本人がそのオーナーにチツプを渡したところ友人の英国人からそういわれた、というものでしたので
    3 心あるガイドさんが日本人客に現地のチップについて話す場合どういったらよいか苦労しているというはなしはきいたことがあります。現地ガイドさんが前の前のレスで言っていたのはそのことですが。もしそうでしたらご苦労様です。最近は本当に細かいことにうるさい人が増えてきていますから。
    4ピローチップを持っていくのは、自分が利用したベットのメイクをした人でなく次の日の宿泊者のためにベットをメイクする違う人になることもありうると思います。この場合普通前の日の担当者に渡されるものなのでしょうか。英国のホテルのこと荷ついては聞いたことがありませんが、複数のアメリカおよびヨーロッパのホテルの人から直接あるいは間接的に聞いた範囲ではチップはまとめて後でわけるとか次の日の担当者の収入にするというのはありましたが、利用したベットをメイクした人に渡すというのはまったくありませんでしたので。ひどい例では東南アジアのほうではメイドさんが掃除をする前ホテルのしかるべき人間がピローチップを回収して回るところもあるなんていっていました。こうなるとどこまで本当かわかりませんね
    「自分のポリシーに現地事情を足して自分で判断すればいいのであって、現地事情のみや、現地事情も知らないガイドブックに振り回されるのはどうかと思います。」
    まさにおっしゃるとおりです。でもお仕事柄自分で判断できない旅行者が少なくないのもお分かりではないでしょうか。ですからガイドや添乗員の説明、ガイドブック等がしっかりしていないと困るし、こういったネットの回答も注意が要るものだと思っていますが。
    5 もともとチップは余裕のある人がその人のために何かサービスをしてもらったあるいはさせた対価として払われていたものでしょうから少しくらい横柄でももらえるならば気にするのはおかしいと思いますがね。硬貨のチップは失礼だという意見はせっかく回答をいただいてもやはり私には納得できないもののひとつです

    おまけ

    チップの置き場所はどこが正しいでしょうか
    メイドさんを含むホテル・旅行関係者の意見の集約
    ベットサイドのテーブルの上に置くこと
    間違っても枕の下には置かないこと。できたらその国の言葉て゛
    わからなければ英語で「ありがとう」というメモを添えればより望ましい
    いろいろな意見がありますよね