斜め掛けが安全とは限りません。寧ろ危険なことも。 究極のすり・ひったくり対策は、盗られて困るものを持ち歩かないことですが、そうもいかないので、できるだけそれに近い状況を作ることが大切です。 具体的には、 路上では、 命の次に大切な旅券、現金・クレジットカードなど、航空券などはできりだけ肌身離さない、 鞄に入れるものは盗られても諦めのつくものにする。 歩道の車道側を歩かない、 鞄は車道側の肩にかけたり、手に持ったりしない、 鞄を身体の背後にせず、できるだけ身体の前に持ってくる、 ということを気をつけましょう。 斜め掛けは、必ずしも安全ではありません。 冬場はコートの下に隠せますが、夏場は無理。しかも、大切なものがここにありますよと、周囲に宣伝しているようなもの。更に言えば、パリ在住ウン十年で防犯意識の高い知人(日本人)がオペラ通りでタスキ掛けにした鞄の紐をバイクのひったくりに引っ張られ、ひきづられ、けがをされたことがありました。 斜め掛けに安心せず、むしろ気をつけるべきは、上の点です。 不謹慎な言い方ですが、日本人の私でも、ひったくり犯になれそうな無防備な鞄をよく見かけます。 通りに背を向けて地図を見ている女性の背中に回ったショルダーバッグやリュック・・・ 斜め掛けしたショルダーバッグが短いジャケットの下からのぞき、しかも身体の背後に。歩いているのはクリニャンクールの蚤の市、そしてガイドブックや電子辞書を見ながら歩く・・・ 結果よければ全てよし・・・
Re: 斜め掛けが安全とは限りません。寧ろ危険なことも。 3つのレスをいただきありがとうございました。 妻はショルダー付きのバッグをタスキ掛けにしておりますが、私はタスキ掛けは危険と思い、普段は普通に掛けております。そして歩道を歩く際には妻に内側を歩かせカバンを両者の間にはさむようにしています。また、危険を避けるため、できるだけ移動にはタクシーを使っています。しかし、エルメスやシティラマへ行く際はホテルから歩いて数分なのでタクシーを使いませんでした。また、エルメスやヴィトンで買った品物はいつもホテルに届けてもらっております。高級ホテルへの宿泊や三星レストランでの食事・ブランドショッピングではそれなりのTPOを求められます。服装や持ち物もそれなりのものを身につけることが多くなりますので、リスクも高くなります。痛し痒しというところでしょうか。今回の件は紐が継ぎ目でもないのに切れたことが結果的にケガを負わずに済んだとも言えます。しかも、元に戻るという奇跡もあり、早速修理を済ませ大事に使っています。
最大の安全対策は 旅人Aさん、こんにちは。 今回はお気の毒でした。 旅人Aさんは慎重な、防犯意識が非常に高い方のようにお見受けしますが、無防備な日本人旅行者に対して「それでも被害に遭うことがあるという」重要なメッセージになったと思います。(えらそーにスミマセン) 私は、最大の安全対策は、「誘惑しない」ということだと思っています。他人の財布で生計を立てている人には、見えるところに、しかも無防備にあれば、盗りたくなる、ということかと。 旅行者、特に女性の場合は難しいのですが、小さな子供連れのため自分のことを構えない状況になることがあるので、私は旅先でも、ガイドブックや地図を手に持つ(乃至丈夫なビニール袋などに入れて持ち歩く)以外は、手ぶらです。先にも書きましたが、人目に触れるものは盗られても困らないものにする、できるだけその状態に近づける、ということを気をつけています。
お怪我はありませんでしたか? 注意していても被害が及ぶ事ってありますね。 私はまだ一度も危険な目に遭った事は無いのですが、旅の前はやはり、現地の悪しき情報を頭に入れ、警戒してしまいます。 4月に南仏行きを予定しており、現地在住の方のサイト等から色んな手口を学んでいます。 パリもかなりみたいですが、青少年の引ったくり犯罪件数に関しては、パリを抑えてニースが最多になったようです。 タクシーに乗っても荷物は足元に置くなど、外から見えないように工夫しないと、信号待ちで停車の際にハンマーで窓ガラスを叩き割り、掻っ攫って逃げる等、かなり手荒な輩もいるようです。 又、日本ではタクシーに乗ってロックする習慣が無いので、停車中にいきなりドアを開け、引き摺り下ろされて怪我をされた人もいるとの事。 いつも以上に気を引き締めねばと思うこの頃です。 バッグは復元出来て良かったですね。