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フィリピンの不思議

公開日 : 2006年02月26日
最終更新 :

適切なテーマがなかったので。

20年前にマルコスが追放されてからも、フィリピンのクーデターと
政治腐敗と政変は年中行事として続いています。

世界は大きく変わったのに、この国だけは同じことを繰り返してい
ます。国内にこれと言った産業も発達しないし、農業も大地主や
大規模農場経営者が利益を持って行ってしまう構造だし。

国内に産業がないので、近くは香港、シンガポール、遠くは、中東、
危険なイラクにまで出稼ぎに出ています。

何故なのかという点が、どうしても整理できていません。
植民地時代の宗主国が新興国だったのが原因なのか、実際はどうなの
でしょうか?

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5件のコメント

  • まったく不思議ですね

    私はフィリピンに数回旅行に行っただけですが、不思議に思うこと、理解に苦しむことが多く、できれば国際感覚を持ったネイティブの知識人の解説も欲しいと強く思います。ボホール島で現地に住み着いているスイス人ダイバーから聞いた話ですが「とある幹線道路の舗装工事をフィリピンの会社に委託したところ、お金をもらった途端工事を完了せずに業者が逃げてしまった。現在は韓国の会社が工事をうけもっている。」とのこと。あるいは、ビザの延長申請でも「つき合い、袖の下」があるとスムーズにいくし、「いとこが関係機関にいるから××のライセンスをもらってきてあげるよ」などなど。フィリピンの人々にしみついた感覚に、大きな問題があるように感じます。人々はそれをあまり大きな問題と感じていないようでもあります。権力者は、近しい者から様々な便宜を求められ、たとえ不正であっても要望に応えてあげないと不義理者になってしまうような風土があるんでしょうか?そういう傾向が他の国より露骨で強いのでしょうか?もっと解説が欲しいですね。

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  • 06/02/27 07:52

    日常茶飯事になってあまり騒がないのかな?

    みなさまありがとうございます。

    確かに、「民衆からの政変(民主革命?)」がないという点では、
    日本のほうが劣っているのかも知れません。

    植民地時代の米国が何をしたのかは、知りませんが、米国に限らず、
    太平洋戦争直前の植民地支配はかなり堕落していたことは確かでし
    ょう。大東亜共栄圏肯定論者ではないですが、このあたりの検証は
    きちんとしておいて欲しいと思います。この点、マハティールなど
    は、よく見ていると思います。

    アキノ政権の最大の問題は、農地だったと記憶しています。国内産
    業がないため、高度な教育を受けても、スキルを必要としない仕事
    を求めて海外に出るという現状が変わらない以上、同じ事の繰り返
    しが続くのでしょう。

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    06/02/27 18:10

    東南アジア植民地経済

    JORGE 様
    こん○○は。

    植民地経営(経済)が富の搾取だけではありませんでした。

    連合王国はインフラと官僚機構、人材育成などを残しています。

    日本も台湾や韓国でインフラ整備や教育制度を残しています。
    その事を認めているのが台湾で、一切認めることが出来ないのどころか否定しているのが韓国です。

    植民地下での教育によりシンガポールで頭角をあらわしたのがリ・クワンユー氏でしょう。
    良くも悪くも、リ・クワンユー現上級相がいなければ今nシンガポール経済の繁栄は無かったでしょう。
    シンガポールがマレージアから分離独立させられた直後は国内産業保護政策を取りましたが、その政策の誤りを認め外資誘致政策を行い、国内産業と外資との競争を促進政策を取りました。
    これ以外にもいろいろな政策を取り成功しましたけど。

    その点フランスが残したものは、...ですけど。


    マハテール氏の場合は旧宗主国の連合王国の経済が最悪期(俗に言うイギリス病)と日本の高度成長期が重なって、「ルック・イースト」政策になったのだと思います。

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  • 06/02/26 20:29

    Re: フィリピンの不思議

    JORGE 様

    こん○○は。


    第二次世界大戦終戦直後のアジアで一番豊かだった国はフィリピンでした。

    やはり農地改革が行われていないのが最大の要因だと思います。
    日本は占領軍が強制的に農地改革(私の父方は大地主で土地を失った方です。誰も召集されていませんし、食料も困らなかったそうです。)を行われました。
    コラソン・アキノ元大統領も大地主の娘です。
    そのために農地改革は実行されませんでした。
    それにインドネシアと同じで一部華僑の富の独占も原因の1つです。
    南部のイスラム教徒との宗教問題もあります。
    台風や火山などの自然条件も他の東南アジア諸国より厳しいです。


    フィリピン軍のクーデター目的とスペインや南米、アフリカの旧独裁政権と大きくちがうのが、自分達の私利私欲のためではないということです。
    これが救いですね。

    医師がわざわざ看護士の資格を取り、国を捨ててアメリカへ移住してしまう経済状況です。
    人材を育てても活用出来ないで、海外へ行くしかない状況を改善しなと無理でしょう。
    また国自体が世界中に散らばる出稼ぎ労働者や移住者からの送金をあてにする政府も政府です。

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  • Re: フィリピンの不思議

    >植民地時代の宗主国が新興国だったのが原因なのか、
    >実際はどうなのでしょうか?

    新興国とは、米国のことでしょうか?
    だとすれば、そうかもしれませんが、
    沖縄のことを考えると、そうとは言いたくないです。


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  • 日本の方が・・・

    車検、建築基準法のいい加減さや逮捕された議員が堂々と当選。
    年金システム、失業保険制度、健康保険制度、他他抜け穴だらけの法律制度によるトラブルが続出ているのに放置状態。

    個人情報保護法が出来たのに誰でも戸籍や住民登録の閲覧が出来る事とか。兎に角目茶目茶、他国をどうこう言える状態ではない。

    公共場所での禁煙やゴミポイ捨て、酒飲みでの不祥事もも甘いし会社や公務員トップの不祥事も遺憾に思うと頭を下げて一件落着。

    きりが無いのでこの辺で。

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