誤解があるようですが 野生のカモにも出ているし、これから渡り鳥が北に戻るので、 感染拡大が懸念されています。しかし、現段階は鳥から鳥です。 少なくともEUでは鳥から人への感染は確認されていないはずです。 これは人への感染が止まらないインドネシアや感染が発生し、 新種が懸念されているトルコとは状況が異なります。これらの 国は対策も、周知や教育が不十分なため、表に出てこない部分も 含め危険度は高いと言わざるを得ません。一番の問題は、鶏を扱う 人たちが、鶏インフルエンザに関し、ほとんど知識を持たないし、 国も十分な対策(補償等)を取っていないことです。さらに貧困か ら、死んだ鶏を食べてしまっているのです。 強毒性とは言え、実体はただのウィルスなので、きちんと加熱すれ ば死滅します。レストランで出される物は、まず問題はありません。 ただ、鶏の場合、骨の部分に火が通っていない可能性があるので、 丸ごとや骨付きは注意が必要です。 東南アジア云々と書かれたかたがありましたが、別に東南アジアと いう気候風土が原因ではなく、教育の不徹底なのです。鶏インフル エンザは人のものとは異なり大腸が主な感染場所(強毒性は全身) なので、糞の始末で感染してしまうのです。鶏がばたばた死んでい るのに、隠したり、食べてしまうと、当然、飼っているひとがやれ れます。今のところ、鶏と濃厚な接触をした人だけに感染が起こっ ていますが、これが人から人への感染に変異すれば、ある機関の推 定によれば億単位の被害が出ると言われています。これが数千万で 済むか否かは誰も知りません。日本は異常に低い見積もりをしてい ることは確かです。 フランスは狂牛病の痛い経験があるので、危機管理はしっかりして いるはずです。新種がでれば、「旅行を中止しようか」などという 暢気なことは言って居られません。渡航中止や国境封鎖、渡航者隔 離等の措置が執られるはずです。今の内に行っておくという考えも 成り立ちますが、現段階ではパニックに陥る必要はないはずです。
フランスに行きます 僕は7月ごろ渡仏を考えているんですが、日本人は安全に対して変なところで神経質になりすぎだと思います。 病気にかかっている鳥に長時間触れ合うのでなければ、全く危害はないというのが政府関係の発表のようです。 Jorgeさんのおっしゃるように加熱すればいいので、ユックリとフランスを楽しめばいかがですか? ただ、気になるというなら火を通していないフォアグラだとかを避ければいいのであって、フランス自体をキャンセルするのはもったいない気がします。 日本人はなんにでも過剰に反応しますが、熱も冷めやすいのでGWごろにはすっかりこんな話題が忘れ去られているんではないでしょうか? きっと楽しめますよ。この季節はとても過しやすい時期ですし・・・。