多分、ネジの腐蝕による脱離でしょうね

ナンバープレートが落ちた原因には、ネジが腐蝕してねじ切れた事が考えられます。後ろナンバーだと、厳重に封印するので、おちることはありませんが、前ナンバーだから、多分そうだとおもいます。

つまり、レンタカー会社の(イタリアでしょ?いい加減な国でしょ)商品管理の不行き届きが考えられます。日本と違って、きちんとした車検がない国柄だと、消費者に、使用責任がいっちゃう典型例って事ですね。興味深い事例です。私も次回は、ネジの腐蝕まで気を付けなきゃ。

そこで、じゃ、この責任はレンタカー会社にあるじゃないか、という所ですが、リンク先のログを読むと、あなたは致命的なミスをしてます。ここに大きな問題があります。

「わたしのつたないイタリア語で十分に伝わったのか不安だったのですが、こちらも(たぶんあちらも)英語があんまりできないので、仕方なかったです。車を見て、盗られたんじゃなくてこすって落としたんだということにされてしまったんですけど、その辺はこちらもわからないので、素直に従っておきました。保険も入ってるし。」

こういう届出関係は、言葉ができないから、仕方がない、わからない、しょうがない、素直に従っておけばいいや、というのでは、絶対だめ。最悪、1992年のメルボルン事件が良い例ですが、司法制度がいい加減な国でトラブルになると、言葉があいまいゆえに、無実の罪で、ただの旅行者が超長期刑を食らってしまう事があるので、いい加減は絶対だめです。

読むと、盗まれたのではなく、こすって落とした事にしたんですよね。
これじゃ、あなたの責任になっちゃったじゃないですか。もっと、しっかりしないとだめですよ。言葉がわからないなら、例えばクレジットカードのサポートデスクに電話して通訳たのむとか、やりようはいろいろあったはず。
でも、こすった事にされた、という内容は理解できたのなら、まんざらコミュニケーションできない方じゃないんですよね?必要な事は、ちゃんと言うなり否定するなりしないと。言われるまま流されるのが一番わるい。
ネジの腐蝕は思いつかなかったとしても、それが事実じゃないかもしれないし、とにかく盗難された(自分に非はない)ということで、押さないとだめですよ。なお、ネジ穴の跡をみれば、だいたい判断つきます。

だから、請求されたのは、当然です。公文書なので、事実と相違していようが、あなたが自分の責任だと認定したことになり、これで話が進んでいくんですよ。法的手続きとって間違いを訂正できても、第一、場所がイタリアの田舎じゃ、旅費だけで修理費オーバーですね。

その為に、普通の人なら、自動車保険は、強制保険だけじゃなく、フルカバー(車両は免責ゼロ特約)に掛けているわけだし、入ってなかった結果の話ですよね。旅行保険で自動車がカバーされると発想してしまう自体が、社会的な認識が甘すぎというより他ないです。

これらの背景から、あなたのような方は、もし、海外で、人でも引っかけてしまったら、必要以上の責任をかぶせられて、人生取り返しの付かない大変な事になっていることがミエミエです。それを思うと、今回、たった5万ですんだのだから、安い方です。

もう、海外で車は借りられない方がいいと、私も思います。

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