退会ユーザ @*******
06/02/25 10:42

洋の東西を隔てる言語

 旅クマさん、事前に食べ物に関する言葉を覚えておくことは、以前話題になった語学学習の経済面から見て、非常に合理的だと思います。私はNHKのテレビ講座や、がちがちの文法書で勉強していったので、韓国の食べ物に関しては「中国料理」「日本料理」「西洋料理」しか語彙がありませんでした。こんなの、まったく使い物にならず、苦労しました。2回目の韓国訪問では、韓国にできた友人に、食べ物に関する言葉を特訓してもらい、切り抜けました。

 ポルトガル語ですが、正確なところは分かりません。ただし実体験として、日本で売られているポルトガル語の教材のほとんどが、ブラジル・ポルトガル語ですね。ポルトガル本国のポルトガル語教材を探しているのですが、なかなか見つかりません。そうして、ブラジル・ポルトガル語を勉強して、意気揚々とリスボンに乗り込んだら、発音は違うし、語彙は何だかずれているし、で非常に苦労しました。

 他にも、フランス語でケベックの言葉がどれほど違うものなのか。フランス人にいわせると、「語彙もかなり違う」らしいですが、言葉というのは意思疎通はできても「違い」には敏感なので、その点は割り引いて考えないといけません。タヒチやニューカレドニアなど南太平洋のフランス語も興味深く、文法は日本で学んでいったのがそのまま役立つのですが、発音が違い、r の音が弱いと思っています。

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