アルメニア人石油王 どこに書こうかと思いつつ・・・ 先ほどNHK教育の「世界美術館紀行」という番組を見ていました。今週はワシントンのナショナルギャラリーでコレクションや設立の経緯なんかを紹介していました。ここはカーネギー・メロンの個人コレクションが基で、その中にエルミタージュがまとめて売却したコレクションなんてものもありました。 このエルミタージュものの買い付けの交渉をメロン氏より先にしていたのが、アルメニア人の石油王(カルースト・グルベンキアン)だったそうです。 グルベンキアンと画商が揉めている隙に金に糸目をつけなかったメロン氏がコレクションを手に入れたそうです。 アルメニア人に反応してちょっと検索したら、第一次大戦後の中東でトルコ皇帝に取り入って列強を相手に石油の権益を守り抜いたしたたかな石油商人で 世界の石油利権の構造を変えた人らしいです。 彼が第二次大戦後に移り住んだポルトガルのリスボンには親交のあったガラス工芸家ルネ・ラリックのコレクションが充実してる「カルースト・グルベンキアン美術館」があるそうです。 しまった。リスボン昔行ったのに・・・気がつかなかった~!
ごえもんさんって高尚な方ですね。 世界美術館紀行などという番組も見ておられるのですか。 そうそう、今三越で、ベオグラード美術館の絵の展覧会やってますよ。いいみたいです。ドガやルノワールといったお部屋のインテリア系をはじめ、初期のピカソみたいなレア作品も出てるようです。絵画も、判ってる人に解説してもらいながら見るのと、観光旅行で漫然とみるのとでは、全然違うのですよね。私は、絵はあまりわからないの。 ところで、アルメニア石油王というのがいるのですか。あの辺は、掘れば良いものがいっぱい出てきそうな土地柄ですからね。 私も1980年代後半に、リスボンに旅行した事ありますが(いいところですね)、ラリックの美術館は昔からありましたか?なんか、そういうのはなかったような気が。ラリックは諏訪湖にありますね。 あ、例の番組はじまりましたね。 なんか、ミュンヘンとか言ってますよ。やっぱり差しかわった~。
めっそうもない~ 映画とか絵とか趣味が受身系なだけで・・・高尚だなんて・・・ え、やっぱり冗談でした? ミュンヘンでほっとしました。 けど、先週の予告みた印象ではオリンピック時のテロの話が中心かと思っていましたが、 映画の内容に沿っていますね。でも、アメリカで911の2ヵ月後に放送された という事で 内容が(編集の仕方?)がいかにも好戦的というか怨念ムードというか・・・さすがにこの展開は想像の埒外でびっくりしました。 紹介いただいたベオグラートも出かけるつもりでいます。 これもTVの受け売りなんですが、この美術館のコレクションの基は ピカソやセザンヌ、ルノワールらのバックアップを惜しまなかった画商のもので、彼の死後 コレクションを相続した人が故郷に持ち帰ったらしいです。 でもこの相続人はユダヤ人であったため収容所で亡くなったとか・・・ 絵画は私も良くわかっていないのですが、何とかの横好きみたいな感じです。 doubletreeさんはリスボンへ80年代のうちに行かれたんですね~。 きっとまだまだ「いい感じ度」が高かったのでしょうね・・・ 私は97年で翌年EXPOやるとかで街中工事中な頃でした。 それでも本当にいい所だと思いました。 この時が1人旅デビューで、ほとんど何にも計画せずふらっと行ってみよう~ってテーマだったもので、いろいろやり残しがあります。今回の発見に限らず。 テージョ川の対岸からフェリーに乗って船上から眺めるべレンの塔が美しいと 当時の「歩き方」に載っていて、それだけは真似したんですが、肝心のべレンの塔が翌年に向けての修復中で工事用足場に掛けられたシートに塔の絵がプリントされていて・・・ 始めよくわからず(リアルべレンの塔と思い込んでいて)船が近づくにつれ !がくがくっと腰が砕けました。 「意外とのっぺりして見えるんだな~」なんて思って見てたんですよ。 なんて脱線もいいところ。
Re: アルメニア人石油王 やった! まだ、リスボンは行ってません。 ふ~む、いろいろ調べてくださってありがとうございます。 そうか、アルメニア人の石油王っているのですね.......私は、メロンさんなら名は聞いたことはありましたけれども、この、グルベンキアンという名前は初耳です。 ラリックと親しかったとは。 ラリック、けっこうちょくちょく展覧会(というのかな?)がありますけれども、数年前に(私は京都で見た)やっていたのがよかったですね。 ガラス作品だけでなく、宝飾品もたくさん展示されていて、それはため息ものでした。 リスボンに行くときの楽しみが増えました! あ~あ、体とお財布がいくつあっても足りません.....。
体と財布、たくさん欲しいですね・・・ Clioさん、リスボンいいですよ~。ゴハンもおいしいし。 番組は再放送で前回も見ていたのですが、初回は主人公のメロン氏の方しか印象に残っていませんでした。 さすがに昨日の今日って感じだったので、「アルメニア人の・・・」と聞いて ああやっと商人が現われた~!と嬉しくなりました。 リスボンの美術館はラリックの他にもオリエント美術やルーベンスやレンブラント等の巨匠系、印象派系もあるらしいですよ。 上京したばかりの頃、今は美術館になっている旧朝香宮邸の玄関ホールの装飾でラリックを初めて見たのですけど、とても気に入って、そこへ出かけるといつもしばらくその装飾にじーっと見入ってしまいます。 Clioさんが京都で見たのと同じ企画(たぶん)もその美術館で見ました。かなり目の栄養補給になりましたよね。 それから84レスもありがとうございました。