葡伊語/漢字文化圏 旅クマさん、こんにちは。 ひとつの傍証に過ぎないのですが、以前、国際プロジェクトチームに参加していた際、ブラジル人とイタリア人が同じ小グループにいました。プロジェクト内の公用言語はもちろん英語、彼ら同士も基本的には英語で話します。ところが、彼ら二人の間では、学術的な話になると、お互い母国語で話していました。これは、学術語のほうが、かえってラテン語・ギリシャ語起源の単語も多く、そのまま話しても通じるようです。休み時間にする日常会話の方が、語彙が違うことがあるので、英語でやった方が楽といっていました。 ハングル一辺倒の韓国は大変ですが、法律・経済書などは、漢字ハングル交じり文も多いですね。ひと昔前は、自然科学の学術書も漢字を多用していたのですが、最近見なくなりました。新聞でも、ここ10年でみても朝鮮日報での漢字使用率大幅減、最後の砦だった毎日経済日報も、漢字減となりました。 政治経済・学術用語を除いては、実は韓国漢字と日本漢字で意味が異なる場合も多々あります。好例が「粉食」で、日本語では意味がよく分かりませんが、つまり、うどん類のことです。韓国でも、以前は漢字で書けば日本人や中国人に通じると思いこんでいた節がありますが、そうではないことを悟りつつあるようです。 ベトナム語は、北京語を習ったのちに学習する言葉として格好の言語ですね。こちらも漢字復活を期待しておりますが、今となっては難しいでしょうね。
「粉食砕食」 ochocientosさん、食べる行為に関しては、食べたくない 苦手な単語だけを覚えて、出かけておりまして、好物も 何となく覚えるので、モウマンタイの旅クマです(lll) 食べ歩き韓国は、街をぶーらぶーら歩いていて、それとも なしに、●~~~● がキャッチする単語の名詞が、日本語と ほぼ音が同じなんですね。しみじみ、惜しいと思います。 大韓航空の韓国(朝鮮)語の機内放送の一部は、今温度か 天候か程度は、何となくわかります。 中国では、行きたい所、食べたい食事処・料理、のみは しっかりとメモで持ち歩きますので、これもモウマンタイです。 しかしですね、以前ポルトガルに行った折、一日ツアーに 参加したところ、ポルトガルガイドとブラジル人客に、 流暢に双方会話が通じるのか?、と尋ねたら、両方に否定 された上、両方から英語で、「何せ大西洋のあっちとこっちで、 500年離れているから、違ってきちゃったのね」と言われた んですが、これは日常会話だからでしょうか?
マレー語 マレージアとインドネシアですが、ともにマレー語が母語になっていますが、旧宗主国の関係と時代流れから変わってきているみたいです。 最近の台湾も日本語から入った音から来る薪単語の影響で、台湾だけで通じる言葉が生まれてきているみたいです。
洋の東西を隔てる言語 旅クマさん、事前に食べ物に関する言葉を覚えておくことは、以前話題になった語学学習の経済面から見て、非常に合理的だと思います。私はNHKのテレビ講座や、がちがちの文法書で勉強していったので、韓国の食べ物に関しては「中国料理」「日本料理」「西洋料理」しか語彙がありませんでした。こんなの、まったく使い物にならず、苦労しました。2回目の韓国訪問では、韓国にできた友人に、食べ物に関する言葉を特訓してもらい、切り抜けました。 ポルトガル語ですが、正確なところは分かりません。ただし実体験として、日本で売られているポルトガル語の教材のほとんどが、ブラジル・ポルトガル語ですね。ポルトガル本国のポルトガル語教材を探しているのですが、なかなか見つかりません。そうして、ブラジル・ポルトガル語を勉強して、意気揚々とリスボンに乗り込んだら、発音は違うし、語彙は何だかずれているし、で非常に苦労しました。 他にも、フランス語でケベックの言葉がどれほど違うものなのか。フランス人にいわせると、「語彙もかなり違う」らしいですが、言葉というのは意思疎通はできても「違い」には敏感なので、その点は割り引いて考えないといけません。タヒチやニューカレドニアなど南太平洋のフランス語も興味深く、文法は日本で学んでいったのがそのまま役立つのですが、発音が違い、r の音が弱いと思っています。