06/02/24 07:35

以前にも出たことですが

結論から言うと、何となくわかるということでしょう。

自分で話していても、時々間違えます。
文法的にも、単語も発音もよく似ていますから。
しかし、母国語とする人が間違えることはなく、
イタリア人の前でスペイン語を喋れば大抵は、「???」
になります。全く同じ言い方、特に一人称は同じ場合が多い
ので、かなりわかるでしょう。tenerとtenereはtengoです
し、駅はestationとstatione(スペイン人は文頭のsが発音
できない)くらいの差ですし。

ポルトガル語の経験がある人なら覚えがあるでしょうが、
スペイン語で話しかけても、相手はかなりわかっていて、
「スペイン語はできないが、喋ってみて。」と言われ、
ポルトガル語でかなり正確な答えが返ってくるということ。

イタリア語とスペイン語との会話には遭遇したことが何度も
あります。しかし、自分自身では無理だと思います。
良く、イタリア経由でスペイン、またはその逆もあり、ポル
トガルを含め、三カ国を一気に旅したこともありますが、
切り替えがうまく行かず、苦労します。非母国人にとっては、
微妙な違いが却って混乱の原因になります。特に現在形だけで
済む(というか知らない)うちは良いのですが、難しい表現
などをし出すと、「あれ、これはイタリア語の語形変化のパタ
ーンだったかな?それともスペイン語だったか。」と悩むこと
がしばしば。ですから、活用の載っている電子辞書は必携品
です。蛇足ですが、これで三カ国語を比較すると、ポルトガル
語(本家のほう)とイタリア語とが動詞活用で近い部分がある
ことがわかります。カタルーニャ語は、フランス語ができる人
にはより親近感のある言語ですので、実際には複雑に混ざり合
っているようです。日本人で南米のスペイン語が堪能な人が
ルーマニアで意思疎通ができたとい話を聞いたことがあるので、
イタリアースペイン語間ならば、なんとなくわかるはずです。

どちらかの親がオランダ人である人が、ドイツ語は喋れないが
理解は可能だと言っていました。実際に、オランダでドイツ語
を喋ったら通じました。英語でも通じたのでしょうが。

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1件のコメント

  • Re: 以前にも出たことですが

    確かに前にも出ていた話題ですね。うちの職場にいたメキシコ人とイタリア人は英語で会話していました。似て非なる言語で、似ているというだけでお互い良く判らんそうです。

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