Re: ルフトハンザで

昨年10月にミュンヘンに赴任、昨年だけで成田-ミュンヘンを3往復(正確にいうと12月のクリスマス前の帰国時、成田-ミュンヘンの直行便がなく、その時はフランクフルト経由で帰りました)、そのすべてで機内無線LANを使いました。お値段は、昨年は1フライト29.95ドルでしたが、ルフトハンザのMiles & More会員向けのメルマガ、Lufthansa Mail News 06/01/17によると、料金体系が新しくなり、1時間9.95USドルの「Internet Time」と、24時間有効で26.95ドルの「Internet Flight」の2種類があるとのことです。なお、ルフトハンザのホームページは古い料金体系のままであり、ホームページが正しくアップデートされていないと思います(外資にはままある?)。この3往復では問題なく無線LANが使えましたが、スピードは思ったほどは速くなく、1MBまではとても出ていないという感じでした。

接続に関しては、最初のJORGEさんのご指摘どおり、私のPCは会社まかせで、DHPCやDNSもなにもいじらないでどこででも、それこそ都内のいたるところのフリースポットでも繋がる設定になっています。詳しくは判りませんが、無線LAN内蔵で売られている大手のPCなら、同じ設定ではないでしょうか? そうであれば、どこのホテルに泊まっても無線LANに接続できると思います。実際、この書き込みはロンドンのPaddington Hiltonでベッドに寝っころがりながら書いてます。ただ、会社とのメールはセキュアな環境(https)で通信しています。

ところで、今年になってから料金が新しくなったようだとの伝聞で書いたのは、今年になってミュンヘンに戻るフライトで、初めて無線LANが使えず、本当に料金が安くなったかどうか判らないためです。成田を離陸、新潟上空で電子機器の使用がOKとなり、早速トライするもどうにもつながらない。ドイツ人CAに「ちょいとおかしいんじゃぁないの?」って聞いたら、案の定、「無線LANはONになってる、あなたのPCがおかしいんじゃぁないの」って、とり合ってくれず。で、シベリア上空になったらそのCAが来て、「接続できたか」って聞くので、「できないよ!」って言ってやったら、「他の乗客も接続できていないのでこれからコンピュータを再起動する、ちょっと待ってて」となりました。しかし、その30分後、「3回再起動したけどうまくいかない、コックピットのPCでも接続できない(おいおいこのひこーき、でーじょーぶかよ~と思わず不安に・・・)」って、ここで初めてI am sorryがでてきた。ただし、言い訳が奮っていて、「今日はいつもより北極寄りを飛んでいるので、電波が弱いからだと思う」と、のたまう。新潟でも繋がらなかったし、赤道上空の静止衛星ははるか地球の上にいるのだから関係ないはずでは、と思ってたら、このCA、「スカンジナビアに近くなれば繋がるよ」とまでぬかす。ったく・・・ で、ストックホルムに近づいた時、まずはだめだろと思ってやってみたら、やっぱりだめ。くだんのCAも来て、「どうだった」と聞くので、「ダメだよっ」て。世界一安全な評価を受けたルフトハンザでもこのあたりの整備は飛行に関係ないからお留守になるのかしらんなんて思いながら、一方でちゃんと着陸しろよって念じてたらそれはOK、無地到着。で、飛行機から出る時、CAのおばさん、こっそりドイツの白ワインを1本くれ、「I am so sorry」とあいなりました。

ちなみに私はプライベートではMSNに加入しており、Web閲覧、プライベートメールに加え、チャット、IP電話も楽しんでます(現在単身赴任中!)。MSNのhotmail、フリーメールの悪い代名詞に思われている方も多いのではと思いますが、このMSNのサービス、かなり安定しています。そろそろ、ローミングなんてなくなるんじゃぁないのかなぁ・・・ 2、3年前までは会社もniftyの転送、海外アクセスポイントを使ってましたが、いまは、OWA(Outlook Web Access)1本です(使いやすさに少々問題ありますが・・・)。

以上、ご参考まで!

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