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06/02/21 21:05

言葉が通じないのも、また一興なり

 旅クマさん、あなたの発言はあちこちで拝見しています。
 古典文献を探っていたら、昭和8年発刊の旅行ガイドで、上海航路の話が出ていました。船室で同室したフランス人との意思疎通に苦慮した筆者は、「言葉が通じないのも、また一興なり」と述べています。このトピックの大勢を占める意見から考察すると、昭和初期から、旅行者の心情はあまり変化していないのではないかと思われます。

 経済効率・時間効率を考えると、英語はしっかり勉強しておいて、必要に応じて(英語)現地ガイドなりをつけるのが一番でしょう。しかしこれは、このトピックの最初の方で発言しておいたことです。旅行に行くにもビジネスクラスで飛ぶ人もいるご時世、タイ語に5万円使っても、ビジネスクラス航空券よりはまだ安いでしょう。

 韓国語は、高校生の時に、第4番目の外国語として勉強したので、ひときわ思い入れがあります。チェックを入れさせてください。「ハングル文字」とおっしゃっていますが、「偉大な(ハン)文字(グル)」という意味なのです。「ハングル文字」としてしまうと馬から落馬したようなイメージが浮かびます。

 私の友人のなかでも、ハングルは全く読めないけれども、英語だけで韓国旅行を乗り切った者もたくさんおり、皆さんがおっしゃるとおり、最後には何とかなるのかもしれません。ただ私は、趣味で地方の鉄道にも乗っておきたく、そうすると乗り継ぎの関係で、外国人観光客がほとんど来ない村に泊まったりすることもよくあります。こういう場合には、会話で意思疎通をしないと大変かもしれません。

 最後に、ハンドルの意味も明かされてしまいました。もっと踏み込むと「俺の言うことは嘘八百、信用するな」の「八百」に由来しています。私は、旅クマさんのように、当を得た発言で定評のあるブランド・ハンドルではないので、そろそろハンドル変更の時期かもしれません。

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