いろいろ勉強になりました

お答えありがとうございました。映画の大枠は、実話のようですね。

その殺戮は、オリンピック開会より前の出来事だったのですか、開催中だったのですか?その報道は期間中、世界に配信されたのですか、伏せられていたのですか?空港での派手な銃撃戦とくれば、今日みたいなテレビ報道ショー花盛りの時代なら、数日は、四六時中、垂れ流しされそうな素材ですからね。

パレスチナ人が、ミュンヘンへ派遣されてたかどうか知りませんが、少なくとも選手村では、パレスチナ人選手団みたいなのがあったならば、会期中は、肩身が狭かったでしょうね。

なぜ、わざわざ、オリンピック選手みたいな丸腰の相手を、ゲリラは選んだのでしょうか?それが武士道であれば、卑怯モノと後ろ指を指され、あり得ない行為じゃないかと思うのですけど。イスラムの教えには「弱いモノから、いじめろ」または「目立つところで、暴れろ」みたいな教えでもあるのでしょうか?今般の、イラク斬首ビデオでやってる事をみても、社会的に、プリミティブで進化のない人達ですね。

エンテベ空港奇襲作戦というと、昔、映画で「エンテベの勝利」とかいうのがありましたが(見たことはない)、もしや、その事件を素材にした映画だったのでしょうかね。私はそれこそ、スポーツものの映画かなにかとおもってました。テルアビブ空港事件という「言葉」も、テレビから流れてきた音声の遠い記憶はありますが、これに関連する事件だったのですね。

最近になって、911などで「テロリスト」集団の存在が、やっと世界の人々の底辺レベルまで認知されてきましたが、実態は70年代80年代の方が、ああいう過激派活動は多かった訳ですよね。昔は、今みたいに、インターネット(=超高速口コミ網)という、ある意味、公器みたいなものが普及しておらず、情報の伝播が、マスコミ依存という、やや、あいまいなものだったので、ミュンヘン・オリンピックでのゲリラ戦は、どういう風に取り扱われ、報道されたのが非常に興味をもったわけです。

私の世代では、学校で習う社会科は、圧倒的に、順序的にも、日本史のどうでもいい古代史に力点がおかれ、また世界史はさわって産業革命やフランス革命どまり、社会人としての教養として必要かつ重要な近代史は駆け足で、真っ当に取り扱われる時間がありませんでした。または、教師の力量不足か、近代史を網羅的に学校で取り上げられたという他校の話も、聞いたことがありません。

ただ、私は世界史受験だったので、塾の効率的な教材をもらったり、論述問題集を自習して知識をため込み、結果、今の自分に資する知識の基礎作りができたと思います。就職活動中、歴史選択は日本史世界史どちらだったか?と質問されたことがあり、近代史の知識は、新人社会人に求められる評価ポイントにもなっていたんだと知りました。

詰め込み教育時代も、まんざら悪いばかりじゃなく、当時は無駄とおもわれた学習も、大人になって役立つ事は多々あります。ゆとり教育で公立校で育った子供たちは、その意味では行政による被害者です。モンカ省は、歴史学習は、どうでもいい古代史とか、室町幕府の行政組織などの丸暗記はやめ、まずは、最重要な近代世界史から入り、時間があまったところで、過去に遡及していくカリキュラムへ変更すべきと思います。
それが、政治的にも意識の高い日本人を作るし、芸能人・有名人を擁立した政党が得票数をとるような衆愚政治への決別にもつながります。

と、私も話がずれてしまいました。

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