虐殺記念館はブタレでしょうね。

ブタレの展示本館は、１階の小さなスペースに写真が少し展示してあるだけ。多分１０分もあれば見終えてしまいます。
当時の情報では、キガリも展示写真などを見るだけで終了とのことでした。

ブタレの展示本館の裏には、多数の長い建物があります。
長い建物は、アパートのように各部屋が仕切られていて、その無数の部屋に当時虐殺された屍の一部が今も保存されています。この施設はブタレだけと思います。

ここも見学できるとの情報だったので、ブタレに行った次第です。
行くと「今は公開してません」との説明。
展示本館の裏口から、多数の長い建物をしばらく眺めていると、人がやってきて「見学案内しましょうか？」と言われた。

１棟が１０ほどの部屋に区切られた、各部屋のカギを開けてくれ、中まで見せて頂きました。
まだ死臭の残る部屋には、多数の屍があり。
３棟ほど案内頂けました。

最近の他の人のブログにも裏の建物を見学した内容を見かけたので、今でも場合によっては見学できるのかなと思います。
もし行っても、裏の建物は見れない可能性もあること。そもそもこのような見学を望まない人にとっては、キガリでいいと思います。
ただ、裏の建物見学は、衝撃と共に、深く考えさせられました、写真展示とは全く異なる体験でした。
昔、チベット方面で、目の前で鳥葬を見た時と似た感慨でした。