電車などと呼ばないで タイへ旅行に行く方からの質問で 「アユタヤへ電車で行きたいのですが・・」 などというのを良く見かけ、 また回答者も「電車で行くには・・」 などと平気で答えています。 タイではBKK市内の高架鉄道スカイトレイン(BTS)と地下鉄(MRT)以外は電化されておらず、地方やマレーシアへ通ずる鉄道と、BKK近郊のマハチャーイ、メークロン線も全て非電化で、いまのところ電化の計画もないようです。 したがって列車はすべてディーゼルで<臨時にカンチャナブリやアユタヤへ蒸気機関車の特別列車が運転されることはありますが>気動車(DRC)か機関車が牽引する客車列車です。冷房なしの客車で窓を開けていると、顔がすすで黒くなったり髪の中に入り込んだりします。またトイレは垂れ流し式が多いので、誰かが入ったときは気をつけないと黄金のしぶきを浴びたりするかも知れません。(笑)えない! ゲージ(レールの幅)はちょうど1m(1000mm)でマレー鉄道も同じ軌間なので、シンガポールまで直通のイースタンオリエント急行が運行されており、タイ鉄道はマレーシアのバタワースまで、マレー鉄道はタイのHAT YAIまで1日1往復がそれぞれ乗り入れています。 JRも殆どの区間が電化された日本に住んでいると、つい「鉄道=電車」と言ってしまいますが、タイで鉄道の旅をしてみようと思う方は最小限の基礎知識を持ったうえで楽しんでいただけたらと思います。 地方出身の若い方が「汽車」などと言っているのを聞くと嬉しくなります。 電車と気動車は同じレールの上を走っていても動力や駆動方式が全く異なり、ジェット機とプロペラ機以上に違ってヘリコプターくらいの差といえば分かってもらえるでしょうか。 余談ですが、今はほとんど見ることができませんが、以前トロリーバスという架線から集電してモーターで走るバスがあり、大阪市バスにも淀川を十三へ渡る路線がありました。これは見た目にはバスですが、正確には無軌条電車といい法的にも電車として位置づけられていました。 少し「脱線」しましたが、そんなわけで「電車などと呼ばないで」という鉄道ファンからのお願いでした。
朝日よおまえもか 2/16の朝日・夕刊の連載小説で四国旅行の場面なのですが、土讃線阿波池田近くの温泉宿の窓から「吉野川の対岸の線路を時折、”電車”が通って行く」とあります。 あれっと思って時刻表を確認すると、普通から特急まで全ての列車番号末尾にDの文字が。つまり非電化で全部ディーゼルというわけです。 地元の方は「汽車のことを電車だなんて・・」と思っているかも。 「暗闇の中、架線とパンタグラフの間で白い火花が散るのが遠くに見えた」などと書いてあるとお笑いですが。 もっともこの場面は、東京住まいの都会人が”電車”と思い込んでいるという設定と善意に解釈することにいたしましょう。「時折、気動車が通って行く」では語呂が悪いかも。でもそのほうがその後に続く「思いがけないところまで来た(中略)感慨だった」との主人公の気持ちをより深く表すことになると思うのですが。 まぁどうでも良いことですが・・・。ディテールにうるさい一鉄道ファンのボヤキでした。
電車・汽車 先日、友人の車に同乗して播但線沿線(兵庫・佐用町)を走りました。 友人が“線路脇に電柱無いな、と言う事はここはディーゼルカーしか走らないのか”とつぶやく。 鉄道マニアでもないのに、と感心したことです。 都会に住んでいると線路を走るモノは全て電車、と思ってしまうのは無理からぬ事のようです。 播但線は、ずいぶん昔に一度だけ乗りました、津山発大阪行き急行、姫路までは40キロ程度のノロノロ運転、それが山陽本線に入るとエンジンの唸りを上げ車体を震わせて爆走、その落差の大きさにビックリしたのを思い出しました。
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トロリーバス シロカイーナさま、こんばんは、初めまして。 日本では「おはようございます」という時間になってしまいましたが、寝る前にもう一度着信チェックをしたら届いていました。 余談ですが深夜便に乗って、24時を過ぎたら「おはようございます」とアナウンスされるのには少しまいってしまいます...(warau) あこがれのシロカイーナさまからレスを頂き光栄です。コックピットのお写真拝見しましたが、HPが消えてしまい残念です。 南米には一度も行ったことがありませんので、ぜひお邪魔したいものだと思っています。
黄金のしぶき やられました!(爆 かなりドア寄りに座っていたときに、晴れているのに”ピチョン”って、 数滴飛んできました。 またバンスー駅で結構長く停車しているときに、誰かが我慢できなかっ たらしく、トイレで用を済ませているを目撃した瞬間”プーン”と強烈 な臭気が漂ってきました。 参考までにタイ国鉄の寝台列車で、日本の払い下げの寝台車って走って ますか?あれば乗ってみたいです。 トロリーバスですが、わざわざ北京まで乗りに行ったことがあります。 北京ダックを食べるのをかねて。 本当にまるでバスですね。なかなかおもしろかったです。 特に思い出があるのは、交差点などで架線が途切れているときに、 パンタグラフ(?)をいったん下げて、交差点を渡りきったらまたあげ ているのがなかなか見物でした。見ていると自動装置が壊れているもの もあったらしく、竿で上げ下げしていました。
日本の払い下げの寝台車 深夜に読んで頂きありがとうございます。 そろそろ寝ようかなと思っていたところです。 お尋ねの件ですが私は車両には余り詳しくなく、お詳しいのはochocientosさんですので、お尋ねいただければ幸いです。 座席車の客車には「日本国有鉄道」の銘版が付いたのがたくさんありますが、寝台車は確認していません。 鉄道で私が一番興味を持っているのは乗車券なのですが、タイの鉄道もコンピューターが導入されてから、発着時刻が表示されるなど便利にはなったのですが、JRのように無味乾燥になってしまいました。以前はドンムァンからホァランポーン行きなどは硬券だったのですが。 相当鉄道がお好きなご様子、また情報交換よろしくお願いいたします。
タイに譲渡された寝台車 nobingoさん、こんにちは。 タイにはJR西日本からいくつか車両が譲渡されました。もっとも有名なのはキハ58系ですが、1999年の時点では、クーラーを効かせて自走していました。ところが、最近4か月間ホアランポーン駅に通い詰めた結果、いちども目にしていません。 次に、14系座席車、14系寝台車(15形を含む)もタイに渡っており、これは、ホアランポーン駅北方の留置線に置いてあるのを観察することができます。しかし、一般定期列車で走ることは殆ど無いと考えられます。 私が見たのは、団体臨時列車として、ハザも寝台車もヒルネ扱いとして疾走していた様子です。個人で、14系に乗ろうとするのは至難の業と思われ、今後来られる方の健闘に期待します。 12系座席車でよければ、通勤路線から長距離線まであちこちに連結されているので、これは簡単です。