その二 どうしても繋ぎたいのであれば、電話回線は必ず使えるようにするべきで す。室内に電話があれば、ほぼ問題なく繋がります。しかし、今ではモデ ムが付いたラップトップも減ってきています。モデムカードは逆に希少価 値でLANカードよりも高くなっていますが、もし標準装備されていないので あれば、購入しましょう。ダイアルアップには必ずISPが必要で、事前加入 しなければなりません。国内業者でも海外に自前でアクセスポイント(AP) を持っている場合と、iPass等の国際ローミングサービスを使うものとかが あり、それに応じて課金もかわってきますが、一般的にLANよりも安価です。 当然、遅いのですが。 大切なことを忘れていました。 ドイツではOSは英語かドイツ語です。英語を理解できる人ならば、ドイツ 語の単語は予測可能なので、使いこなすのには問題ありません。もし、心 配ならば、日本でドイツ語OSを購入して使ってみれば、直ぐに慣れます。 問題は日本語の入力です。XPならば、2バイト文字も扱えるので、読む方は 問題ないのですが、書き込みは原則的にはできません。WEBで日本語記入で きるサイトもありますが、一通程度が限界です。またきちんとしたホテルな らば、管理者権限でログインさせることはないはずなので、勝手に日本語が 使える環境を構築することもできません。同じ理由で、ネットワーク設定を 操作できない環境にあるので、ネット環境だけを拝借することは不可能でし ょう。下手にいじると、怒られます。大抵は、知識のない従業員が管理して いるため、うしろをごそごそと探しただけで、注意されます。逆に、自由に 操作可能ならば、危険なPCとなっているので、カード番号などは絶対に入力しないことです。 何れにせよ、国内で十分準備をし、万全の体制で臨んでください。
ダイヤルアップ JORGE様、とても丁寧なご返答ありがとうございます。 何度も読んで、調べてみましたが中々私には理解出来そうにありません(汗) ホテルの指示に従う、という事になるんでしょうが残念ながら 当方ドイツ語も、英語も話せないので説明されても理解出来ないと思います。 となると、電話回線で繋ぐのが一番良いようですね。 モデムカードを購入、国内業者に事前加入して接続しようと思います。 しかし、こんなに難しいとは。予想以上でした。 知識が無い者には、中々出来ないようですね。 本当にご丁寧にありがとうございました。
一度日本で試しましょう やはり難しかったですか。 簡略版を書きます。 PCを持参すると言う前提で。 まず、今使っているPCのOSが何かが問題です。 WinXPならば全く問題なく、無線LANおよび有線LANがカード増設で 可能です。無線はなくとも有線LANが標準装備されているはずです。 OSがもう少し古いと、モデムだけしか着いていないこともあります。 マックでも最新型は、LANは標準装備でしょう。OS8以前のマック とかになると、周辺機器が入手不可能ですので、新規購入したほうが 良いです。旧型マックはドライバーが作られていないと、お手上げ です。Win98になるとモデム以外は標準装備ではなくなるため、 ドライバーが作られていることが必要です。古いカードが入手でき れば問題ないのですが、かなり厳しい可能性があります。 XPマシンでも初期型の無線LANは相性があって、私の所有する一台は 内蔵ではとあるメーカーの無線LANルーターには接続できません。最新 のUSBアダプターを付けたら接続に成功しました。もう一台のPCでは そのようなことはありません。現在売られているカードもしくはアダ プターならば問題はないと思います。 恐らく有線LANを使われていると思います。無線LANの場合には 「ワイヤレスネットワーク接続」が出るだけです。基本的には 有線LANと同じです。 コントロールパネルの中のネットワーク接続、Win2000ではネットワーク とダイアルアップ接続を開くと、ローカルエリア接続があります。 それを右クリックし、プロパティーからインターネットプロトコル (TCP/IP)を開きます。全般ということろに、IPアドレスを自動取得、 DNSサーバーのアドレスを自動的に取得するにほとんどのかたは設定 されているはずです。外出先では、ほとんどの場合、このままでOK。 国内で使っている人は、DNSサーバーのアドレスを明示させているか も知れません。これは、ISPや企業によって異なりますが、明示させ る場合には、必ず誰かが入れているか、予め情報を得ているはずで す。外出先では、このDNSアドレスは使えません。明示させる場合に も、必ず指示があるので、それに従ってください。以上がDHCPサー バーを場合で、個人ではまずこれが標準です。ISPの中には、DNSを 明示させないと、ネットには繋がるものの、WEBサイトに行けない (要するに住所がわからない)場合があります。少数ですが。 「次のIPアドレスをアドレスを使用」になっている人は、個人では 極めて希で、大企業とか、役所、大学という恵まれた環境に居る人 に限られる場合と、同じDHCPでもプリンターを使うためとか、ユー ザー制限のために、管理者がIPアドレスを振り分けている場合とが あります。後者はプライベートアドレスで、DHCPサーバーの下流で しか意味がありません。要するに、IPアドレスは、出先では使い ものにならず、このままの設定では、繋がらないはずです。 ホテルでのLAN接続は、1)なにもしなくても繋がるが、外に出るため には、ブラウザーを立ち上げ、登録(IDや支払い等)をしないといけ ない、2)ホテルでカードをのようなものを購入し、そのとき受け取っ た指示通りに操作する、3)ケーブルを(無線の場合は起動する)繋げ れば無料で繋がるのの何れかです。 ダイアルアップはLANに比べると、1/30以下の速度ですが、メール等 には使え、軽いサイトならば、我慢できる範囲内です。しかしダウン ロード等は無謀です。繋げるためにはISPに加入する必要があり、現在 使っている会社が、国際ローミングサービスも提供しているのなら、 そのサービスを利用するのが一番良いでしょう。これも自前と、iPass 等のローミング会社を利用(iPass自体も、地元の会社を利用している) する方法とがあり、後者のほうが高くなります。とは言え、一分間で 5-10円程度です。これに電話代が掛かります。 どの方法をとるにも、国内での予行演習が必要なのです。 わからないことがあれば、遠慮なく聞いてください。ただし、随分奥に 入ってしまったので、私を指名してもよいので、別のトピックスにした ほうが、わかりやすいでしょう。