06/02/16 18:16

その二

どうしても繋ぎたいのであれば、電話回線は必ず使えるようにするべきで
す。室内に電話があれば、ほぼ問題なく繋がります。しかし、今ではモデ
ムが付いたラップトップも減ってきています。モデムカードは逆に希少価
値でLANカードよりも高くなっていますが、もし標準装備されていないので
あれば、購入しましょう。ダイアルアップには必ずISPが必要で、事前加入
しなければなりません。国内業者でも海外に自前でアクセスポイント(AP)
を持っている場合と、iPass等の国際ローミングサービスを使うものとかが
あり、それに応じて課金もかわってきますが、一般的にLANよりも安価です。
当然、遅いのですが。

大切なことを忘れていました。
ドイツではOSは英語かドイツ語です。英語を理解できる人ならば、ドイツ
語の単語は予測可能なので、使いこなすのには問題ありません。もし、心
配ならば、日本でドイツ語OSを購入して使ってみれば、直ぐに慣れます。
問題は日本語の入力です。XPならば、2バイト文字も扱えるので、読む方は
問題ないのですが、書き込みは原則的にはできません。WEBで日本語記入で
きるサイトもありますが、一通程度が限界です。またきちんとしたホテルな
らば、管理者権限でログインさせることはないはずなので、勝手に日本語が
使える環境を構築することもできません。同じ理由で、ネットワーク設定を
操作できない環境にあるので、ネット環境だけを拝借することは不可能でし
ょう。下手にいじると、怒られます。大抵は、知識のない従業員が管理して
いるため、うしろをごそごそと探しただけで、注意されます。逆に、自由に
操作可能ならば、危険なPCとなっているので、カード番号などは絶対に入力しないことです。

何れにせよ、国内で十分準備をし、万全の体制で臨んでください。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • ダイヤルアップ

    JORGE様、とても丁寧なご返答ありがとうございます。

    何度も読んで、調べてみましたが中々私には理解出来そうにありません(汗)
    ホテルの指示に従う、という事になるんでしょうが残念ながら
    当方ドイツ語も、英語も話せないので説明されても理解出来ないと思います。
    となると、電話回線で繋ぐのが一番良いようですね。
    モデムカードを購入、国内業者に事前加入して接続しようと思います。

    しかし、こんなに難しいとは。予想以上でした。
    知識が無い者には、中々出来ないようですね。

    本当にご丁寧にありがとうございました。

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    06/02/17 20:54

    一度日本で試しましょう

    やはり難しかったですか。

    簡略版を書きます。
    PCを持参すると言う前提で。

    まず、今使っているPCのOSが何かが問題です。
    WinXPならば全く問題なく、無線LANおよび有線LANがカード増設で
    可能です。無線はなくとも有線LANが標準装備されているはずです。
    OSがもう少し古いと、モデムだけしか着いていないこともあります。
    マックでも最新型は、LANは標準装備でしょう。OS8以前のマック
    とかになると、周辺機器が入手不可能ですので、新規購入したほうが
    良いです。旧型マックはドライバーが作られていないと、お手上げ
    です。Win98になるとモデム以外は標準装備ではなくなるため、
    ドライバーが作られていることが必要です。古いカードが入手でき
    れば問題ないのですが、かなり厳しい可能性があります。

    XPマシンでも初期型の無線LANは相性があって、私の所有する一台は
    内蔵ではとあるメーカーの無線LANルーターには接続できません。最新
    のUSBアダプターを付けたら接続に成功しました。もう一台のPCでは
    そのようなことはありません。現在売られているカードもしくはアダ
    プターならば問題はないと思います。

    恐らく有線LANを使われていると思います。無線LANの場合には
    「ワイヤレスネットワーク接続」が出るだけです。基本的には
    有線LANと同じです。

    コントロールパネルの中のネットワーク接続、Win2000ではネットワーク
    とダイアルアップ接続を開くと、ローカルエリア接続があります。
    それを右クリックし、プロパティーからインターネットプロトコル
    (TCP/IP)を開きます。全般ということろに、IPアドレスを自動取得、
    DNSサーバーのアドレスを自動的に取得するにほとんどのかたは設定
    されているはずです。外出先では、ほとんどの場合、このままでOK。
    国内で使っている人は、DNSサーバーのアドレスを明示させているか
    も知れません。これは、ISPや企業によって異なりますが、明示させ
    る場合には、必ず誰かが入れているか、予め情報を得ているはずで
    す。外出先では、このDNSアドレスは使えません。明示させる場合に
    も、必ず指示があるので、それに従ってください。以上がDHCPサー
    バーを場合で、個人ではまずこれが標準です。ISPの中には、DNSを
    明示させないと、ネットには繋がるものの、WEBサイトに行けない
    (要するに住所がわからない)場合があります。少数ですが。

    「次のIPアドレスをアドレスを使用」になっている人は、個人では
    極めて希で、大企業とか、役所、大学という恵まれた環境に居る人
    に限られる場合と、同じDHCPでもプリンターを使うためとか、ユー
    ザー制限のために、管理者がIPアドレスを振り分けている場合とが
    あります。後者はプライベートアドレスで、DHCPサーバーの下流で
    しか意味がありません。要するに、IPアドレスは、出先では使い
    ものにならず、このままの設定では、繋がらないはずです。

    ホテルでのLAN接続は、1)なにもしなくても繋がるが、外に出るため
    には、ブラウザーを立ち上げ、登録(IDや支払い等)をしないといけ
    ない、2)ホテルでカードをのようなものを購入し、そのとき受け取っ
    た指示通りに操作する、3)ケーブルを(無線の場合は起動する)繋げ
    れば無料で繋がるのの何れかです。

    ダイアルアップはLANに比べると、1/30以下の速度ですが、メール等
    には使え、軽いサイトならば、我慢できる範囲内です。しかしダウン
    ロード等は無謀です。繋げるためにはISPに加入する必要があり、現在
    使っている会社が、国際ローミングサービスも提供しているのなら、
    そのサービスを利用するのが一番良いでしょう。これも自前と、iPass
    等のローミング会社を利用(iPass自体も、地元の会社を利用している)
    する方法とがあり、後者のほうが高くなります。とは言え、一分間で
    5-10円程度です。これに電話代が掛かります。

    どの方法をとるにも、国内での予行演習が必要なのです。

    わからないことがあれば、遠慮なく聞いてください。ただし、随分奥に
    入ってしまったので、私を指名してもよいので、別のトピックスにした
    ほうが、わかりやすいでしょう。