以前はビサが

キューバに行ったのは昨年の９月と１０年くらい前。

１０年くらい前は、キューバ大使館に出向いてビサでビサ代が３０ドルほど。昨年ではビサ不要だけど、ツーリスト・カードを航空会社の隣のカウンターでまず３０ドルほど払って購入でチェックイン。

キューバの出国検査って３０ドル払うだけ。

１０年前は、１週間のハバナ３日、バラデラ４泊のツアーで航空券からホテル・食事・観光も含めてひとり４８０ドルで安いと。昨年これと同じのを調べると９８０ドル。それにヒコー機代だけでも４００ドル以上。２１日間と旅行目的が「カストロ死後のおこりうるべきキューバ動き調査」と現地で生活している人との生の声を聞き、それを実際に調べてみるで。

おどろいたのは、とにかく日常生活必要品がなくなっています。コンビニみたいなところもあるんですが、商品がなし。あっても、店主は買ってもらうというのでは、売ってやるって態度。

ホテルも、以前は、知り合いキューバ人とはロビーで会えたんですが、昨年は、ホテルにキューバ人が入るのは禁止。メキシコ在住キューバ人より頼まれた、衣類とアスピリンの錠剤も１０箱を渡せたのは、ホテルの外で。

町を歩いていると、普通の家に手書きの張り紙で「COCINA」。その家の奥の庭が食事提供処なんですが、朝食で２０ドル以上。タクシーもバスも新型の外国人専用車。クラシック・カーというボロ車もダマシ・ダマシ走られているのにこれぞキューバと感動される人が多いですが。

もう、何でもかんでも、ヨローッパ並みの値段です。

キューバに行く価値？　国民が我慢に我慢で限界を通り過ぎている社会主義崩壊寸前の国を見るのもいいかと。いまだに、愚かな日本人は、唯一社会主義が成功した国で、国民が笑顔で暮している、などと。一年中、家の中も暑くてたまらん、それじゃと、家の前の道路で、隣近所で人たちと踊りまくって疲れて寝るが、笑顔。

わだわだ、高い金出していくようなとこじゃないです。この世に生まれおちてから女にもてずに４０年で独身男なら、結婚してくれ、島から出させてくれ、って女の子攻撃にあいますが。
朝出勤していく自分の娘に、夜は無理して家に帰ってくるな、通りすがりの男の家に泊めてもらえ、複数の男に強姦されるより、一人のほうがマシだから、なんて親が実の娘に教えざるえない国。ハイチよりひどいんじゃないかな？　今日も、死ぬ確率の方が大きい筏で１２０キロほど先のマイアミ・メキシコ向けてのキューバ脱出者。