14/10/26 22:29

怪しまれない防御法

私の基本姿勢は、
パニックを煽らない、
事実だけに目を向ける、
風評で観光業(地理的に近い国も先進国の
薄利で苦労している旅行業界)の足を引っ張る
べきではない、なのですが、
感染者(正しくは発症者)と対峙したときに、
全く危険性がないかと言うと、実は危険性はゼロではありません。

先のCDCの文書でも、体液感染が指摘されています。
その中身に括弧内のもの、すなわち、尿、唾液、乳などに関しては
実はきちんとした検証がなされていません。ですから、台風の被害予想みたいに、
拡大解釈の側面が強いのです。最近の研究結果では、強い感染者からの
唾液、乳は感染もウイルス検出があったのですが、尿や汗はありませんでした。
そもそも汗はあり得ないし、尿も、腎臓が相当やられ、血尿程度にならないと
無理だと思います。

そこで、唾液にはリスクがあるとみて、人前で発症者がくしゃみをして(咳は飛行距離が短い)、
それが顔に掛かる。頬に傷でもあれば別ですが、そうでなければ、感染はしません。
ひとつの例外を除き。実は、インフルエンザでも、落とし穴があって、それは目(眼)です。
要するに飛沫が目に入ったら、感染の危険性があります。ならば、ゴーグルと行きたいところ
ですが、スキー場や高山でもない限り、都会では変人でしかありません。しかし、
晴れていればサングラス、室内なら伊達眼鏡、もちろん、本物の眼鏡を着けている人なら問題ない。
要するに裸眼を避ける。これに、外出から戻ったら(ホテルの部屋から出たら)かならず手洗いを
実行する。手で食事をとらない。パン食は注意。100円ショップに行けば、エタノール手拭き売っているので、
これを持っていく。手拭きに神経質になれば良いのです。子供の場合は、行動を撮影すると必ず手や指を口に運びます。
大人は少ないのですが、これもゼロではない。ですから、意識して、手を口に近づけるのを避ける。
この点、マスクは便利で、日本なら最近は夏場でもしている人が居るし、冬場なら、本来さけるべき場所でも
外さない人が多い(これってちょっと、、、という感じなのですが)ので、問題ないのですが、
流石に欧州でするには勇気が要り過ぎます。空港とかなら許されるのですが。

このへんで、親戚一同を説得できませんか?

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 体液

    >尿や汗はありませんでした
    そうなんですか?だとするとトイレはあまり心配しないでよさそうですね。

    私も咳やくしゃみで飛んでくる「唾液」が一番怖ろしいので、マスクをしていこうかと思っているのです。
    確かに欧州の街中でマスクつけているとものすごいアウェイ感だし、一発で「日本人(カモ!)」だとバレそうで、本当はしたくないのですが
    食事時等は仕方ないとしても、他はなるべく着用しておくか、と。
    ところで
    >本来さけるべき場所
    とはどこでしょうか?宗教的な場所とかですか?

    めがねはもともとかけているのでよしとします。
    確か医療従事者で、多分目から感染したのではないかと推測されている方がいらっしゃいましたね。
    あと、「手」についても気をつけます。
    アルコール消毒綿はやはり常備ですね。

    • いいね! 0
    • コメント 1件
    14/10/27 07:52

    実は清潔なのです

    流石にタイトルに書くのは拙いかなと
    思いましたが、本文なら良いでしょう。
    それは尿です。これはかなり清潔なものです。
    しかし、トイレは問題で、ノロの感染はトイレの蓋だと
    言われています。男性の場合は、便座でのリスクは二倍
    になることもありますが、逆に小だけなら、危険性はほぼ
    ゼロ。手洗いも、蛇口無しが良く、さらに使い捨てタオルの
    あるところが最良。

    恐らく、CDCの注意ではリスクを敢えて過大にとっている
    のでしょう。絶対大丈夫とは言えない限り、そう言わざるを得ない
    のか、あまり深く考えていないのかですが、この注意書きが現在の
    国際基準になっていることも事実です。

    私はむしろ汗が問題だと思います。これが白となれば、手で触ったところ
    は問題ないということになります。恐らく、感染規模およびその限定性
    から考えると、無罪である可能性は大だと思います。母乳は乳児の感染ですが、
    これは、旅行者には関係ないし、問題は唾液。

    ただし、一般のマスクは防御ではなく、他人への配慮です。
    一方、N95のマスクは防御ですが、これも本来は専門家用でして、
    普通の人がやると息苦しくて長時間は使えない。また、使用法にも
    問題があって、一般マスクでも、まちなかで見かける光景は、
    ”隙間”だらけです。さらに、今回疑われている、脱着のさいの
    手順です。これを誤ると意味がない。

    ですから、他人のくしゃみでも、話して顔面にぶちまけられるので
    ない限り問題とはならないはずです。ですからメガネは有効なのです。
    問題はマスク。面白い話があって、日本に来るパッケージではく、
    個人で、しかも安い宿に泊まり、自分の足で日本を見て(味わう)
    やろうとする、中国(香港、台湾を含む)と韓国以外の観光客。
    特に欧米人。日本人のマスク姿が格好良い。是非買って本国でもして
    みたい・・・ですって。なので、台湾でSARSの時に流行したお洒落な
    マスクなんて意外に受けるかも???です。本当はインフルエンザ
    対策には、人混みでのマスクは極めて有効なので、現地人にも
    勧めたいのですが。

    でも、機内やホテルなら少し(かなり)高いのが玉に瑕ですが、
    睡眠用の加湿マスクは極めて有効です。新型機は湿度低下を抑えられる
    ようにはなりましたが、それでも異常に低い湿度、ホテルも同じで、
    ここで、喉をやられることは少なくないのです。喉は病原体侵入の
    関所の一つなので、この機能を乾燥で損なうことを避けられます。

    SARSが何故日本に侵入しなかったか、単なる偶然か、箸を使う習慣からか。
    これは今となっては検証できませんが、間違いなく細菌を含む経口感染には
    有効です。イタリアではパンとピザですね。これも手で触った部分は残すとか、
    紙を挟んで食べるとか、対処法はあります。

    Ebolaに限ったことではなく、海外では免疫のない国の人が感染することは
    日常茶飯事ですし、特に空港や機内は各国から不特定多数が集まる場所です。
    そのようなところを注意する、あまり滞在しない、ショッピングセンターも
    これに準じるという姿勢は、実は大切なことなのですが・・・。
    このような場所は避けることができませんが、危険度は増すという認識で
    良いのでは?

    世のなかの人はEbolaで騒いでいますが、実際には未知の病原体は地球上に
    たくさん存在しています。未知と言うより、人間との接触がないから、これまで
    問題となることがなかっただけのことで、実際には小規模感染で終息していた。
    それが広まったのは、人間の活動の結果です。哀しいかな、前世紀初めの
    インフルエンザパンデミクスも戦争がもたらしたもの。今回も紛争です。
    これに、当時はなかった航空機が参入し拍車を掛けました。典型例がSARSです。
    ですから、SARSに限らず普段すんでいる地域から出る、日本の場合は島国で
    特殊なので、海外に出た時は、感染症に注意するということは、Ebolaに限らず
    大切なことなのですが、ほとんどの人はそれを忘れ、騒いでいる。恐らく、
    こらが終息すれば、誰も何も言わなくなる。

    2009年には大阪への出張禁止、出張者は自宅待機、すでに海外渡航経験のない
    国内感染者が居たにも拘わらず、到着飛行機の機内まで白装束が入り込んで
    ”水際作戦”を展開した。これらは、当時、感染拡大が懸念されていたH5N1型
    への国の指針に基づいたもので、これが見事に破綻したことが判明したことだけが
    唯一の収穫。

    海外旅行は楽しいことだけではない。事故、災害や犯罪に巻き込まれることも、
    許せないことですが、飛行機が爆破されることもあり得るのです。それを含めて
    の危機管理という点を見直すきっけにでもなれば、騒ぎも悪くないのですが、
    とくにこの国は、のど元過ぎれば・・・ですし。