Re: Re: グリンデルワルト＋ツェルマット

> 時間はかかるとは思ったのですが、体力を使わずのんびり車窓を楽しめるのも
> 旅の途中に母にとっては気楽なものかな…と。

　氷河特急の方は乗車時間がとても長いので（約8時間）、計画時にその辺をどう判断されるかだと思います。
　60歳台でいらっしゃるとのことですので大丈夫と思いますが、体力は個人差もありますし性格や嗜好も影響するように思いますし。
　日本からヨーロッパまで行かれる体力があるわけですし、バスと違って発ちあがって手足を伸ばすこともできますし。

> サンモリッツなのですが、母が行ってみたいと言っていたので
> 着日の夕方に散歩程度、翌日午前中に散策と考えていました。

　街（以下、駅のあるドルフ地区を前提に）は小さいですし、街中にあるケーブルカー駅からピッツ・ネイルへあがって山と湖の眺めを楽しむ時間は十分あるとは思います。
　しかし、ツェルマットを朝8時ちょっと前に出る一番の氷河特急で出てもサンモリッツ着は16時近くだったかです。日暮れはまだそれなりに遅いですが、ホテルに入ってから観光に出る気力・体力があるかですね。(^^;　翌日もミラノまでの長い列車移動があることを考えると食事に出た際にウィンドウ・ショッピングをするとかでしょうか。ドルフ地区は駅からかなり上がったところなので、駅や湖畔へのアクセスにはエスカレータかエレベータを使うと便利です。この詳しい説明は、、、これが駅との位置関係を衛星写真で説明していてわかりやすいですかね。

　　　　http://swiss.saloon.jp/escalator.html

　なお、バスで周辺の小さな集落を訪ねたり、コルヴァッチやムオッタス・ムラーユなどの展望台へ行かれる時間までは無いでしょう。
　街中の少し外れにあるセガンティーニ美術館は、夕方は18時まで、朝は10時からだったように記憶します。ですのでここを見るのもちょっと難しいですね。その裏手を通るセガンティーニの小道は平坦で静かな散歩道です。途中何箇所か（6箇所かな？）セガンティーニの絵に関する説明パネルがあって楽しみながら散歩できます。片道30分ちょっと。また帰らないといけないので往復1時間少々、1.5時間みておけば大丈夫と思います。途中で引き返してもよいですし。

> グリンデルワルト3泊、ツェルマット2泊。

　お出掛けのご予定は9月中旬だったと思いますが、少なくとも7月から9月のグリンデルワルト方面は晴天が長続きしない印象があります。一方ツェルマット方面は地中海性気候（だったかな？）で比較的安定した晴れが続く印象です。
　ですので、アイガー・メンヒ・ユングフラウのベルナーオーバーラント三山をスッキリ見ることが出来る確立を上げる意味でグリンデルワルトの方を3泊とした次第です。
　あと、晴れた日の村からの眺め、交通の利便性、ホテルの選択肢の多さ、といったようなことを考えた場合、バランスがとれているのはグリンデルワルトかなぁと個人的には思います。