短期旅行なら寒いな、程度

数字好きな人はすぐに、温度計の数字も持ち出してきますが、そんなの気休めもいいとこで、役立たず。
人間の体感温度って12度なら温かい、11度なら寒いでマイナス10度でも、プラス10度でも同じようなもの。それでも、風が吹けば、寒いし、吹かなければ、寒さもたいしたことなし。暑さも、日本の30度と乾燥地帯の45度なら、人間の体にとって日本のほうが遥かに暑いです。

ドイツ周辺で、晴れって青空を意味するのなら、ちょっと無理。いつもドンより曇った空でも、雨が降らないから晴れ。実際に住むとなると、たまらないと思います。4月にドイツの大学で講演をしていたとき、急に全員が退席し屋上に駆け足で。わたしも連れ出されて屋上へ。学生から先生から事務員の人も、一斉に服を脱ぎだして、パンツだけの下着姿。数ヶ月ぶりに雲のあいだから太陽が顔を見せた初日の嬉しさの、日光浴でした。学校だけでなく、会社の事務所でも同じです。

夏? とにかく、暑過ぎます。これかなり個人的な見方ですが、ヨーロッパのどっしりした古い石造りの建物は、曇った空のほうがきれいに見えます。近代的なビルは晴れた日。建物や街並みに興味であれば、冬のヨーロッパのほうがいいかな?

でも、風のない日のマイナス20度くらいで外出すると、最初はたいしたことなし、半角も歩くと冷たさが足先から這い上がってくるのが。2角目で膝から上。5角目くらいになると、腰より上で、体か痛く感じてきます。足の膝から下の防寒も十分にするで、なんとかなると思います。
年がら年中、温かいところで住んでいるので、ズボンの下にラクダのズボン下など着れない作りなので、冬のヨローッパで正装のときは、変態じゃないですが女性用パンティストッキング2枚重ね着用で逃げ切っています。

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