ディナークルーズ経験者は語る

フランストピの皆様、はじめまして (^-^)
ご経験者がいらっしゃらないようですので、僭越ながら、ディナークルーズの体験者は語る、を少々・・・・・。

少し前の話ですが、ヨーローパお初の60過ぎの母を連れて行ったので、某日系航空関連旅行社主催の「パリ8日間」のツアーに参加しました。定番市内観光・ルーブル美術館やベルサイユ観光の他にこの「バト-ムッシュディナークルーズ」なんかも付いてたツアーです。総勢約20人、いちおう男性はスーツ、女性もスーツorワンピとかで おめかしモード。

そうですね、窓から見えるセーヌ河畔はとても綺麗でした。河ぞいに見える建物を説明したパンフを貰い、ライトアップされたルーブルやオルセーなどを見ながらお互いに写真を撮りあい、待ちに待ったディナータイム、ここまではよかったのですが。

ごはん、まずいです。 前菜はたしかサーモンサラダ(鮭缶っぽいお味、実は仏版鮭缶だったりして)、メインはステーキ、当然焼き加減を聞くこともなく、ツアー全員「はい、はいっ」ってかんじで配られます。お味は「かったいなぁ(母談話)」。噛めば噛むほど赤身肉の旨味が・・・とかは全然無く、かたい&まずい&ぱさぱさ。 日本人ツアー客とみると、ワインリストも持ってきません(そもそもちゃんとしたリストが有るのかどうか)、まずいグラスワインやビールをみんなでぐびぐび。デザートは激甘2種アイスクリーム。これで終わり。ツアーだからこんなに不味い料理かい、って見ると、周囲はほとんどツアー客、日本人以外も同じもの食べてました。

クルーズの間中、生バンドが入って、背中にマイク増幅器(正式名称不明)くっつけたお姉さんがシャンソンなんぞを歌ってくれます。 司会のお兄さんもマイクでわぁわぁ・なんだかんだとしゃべりまくり、むこうのテーブルのアメリカ人団体ご一行様は大盛り上がり。 ダンスタイムもあって、善良なアメリカ人観光客の皆さんは老いも若きもレッツ・ダンス!! 食事の合間に踊るのがアメリカ人は好きですねぇ、ホコリが立つだろうに。 農耕民族の我が同胞は大人しく夜景鑑賞だろう、と思ってると、ツアーの新婚さん(酔っぱらい状態)が いきなり踊り出し・・・・・ていう、楽しいっちゃ楽しい、でも食事は全然だったね、的クルーズでした。

ここから先は個人的感想ですが、このクルーズに参加するなら、ある程度の大人数で行かないと面白くないのでは? 1人2人参加なら 隣でアメリカ人団体ご一行が元気に盛り上がっているのを じ~っと眺めながら、おいしくもない食事をして終わり、かも。 
あ、カップルの場合は、「このパリの夜景を君に(くさっ)」な~んて「世界は2人のために」状態なので、全然問題ないんですけどね。

それよりかは、1人旅ならオペラやバレエを見るとか、2人なら前もってレストランを予約して本場のフレンチを食べる、とか した方がパリらしいのでは、と思います。パリにはミシェラン1つ★レストランのクラスは多数ありますので、予約も取りやすいし。 私も、料理は勿論のこと、フロマージュの美味しさにびっくり、「日本に航空便で来てるのと全然違う!」って実感しましたもん。

では、お勧めのレストランの情報は詳しい方におまかせするとして、ディナークルーズ体験談をお届けしました。

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1件のコメント

  • Re: ディナークルーズ経験者は語る

    貴重な経験談ありがとうございます。
    忘れていました、ツアーのお客様!!
    私達は2人で恋人同士ではありませんが、ツアーの方に囲まれるのはちょっと考えものです。
    これは当日の運もありますよね。
    他にも調べてもっと惹かれるものがあれば予定を変更しようと思います。

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