私も昔は宗教画に興味がなかったんですが

初イタリアの後ちょっと興味が出てきて
いろいろ見ているうちに結構好きになってきました。

でも見て感動するというより、どちらかというと図像学的興味。
受胎告知の時にはユリと・・・といったお約束があってとか
この絵は聖書のこの場面なのね、とか
この人は聖書と○○を持ってるので・・××さんだわねとか
このいっぱい矢のささった人の生涯は・・・とか、
同じ受胎告知でも、この人の絵は怯えた顔してるけど、この人の絵は淡々と受け入れているように見えるな~とか。

宗教芸術では絵画より教会建築そのものやステンドグラス、彫り物系、モザイクなんかの方が好きです。
宗教関係の絵は壁にかかっている油絵より壁画の方が好き。
特にロマネスクの教会の入口や柱頭にいる珍獣君は大好物なので
上ばっかり見ていて首が疲れます。

今年のG.W.は前から行ってみたかったPoitiersとその近郊(Saint-Savin、Chauvigny)で
ロマネスク美術を堪能し幸せでした。

ローマは実はあまり行ってないのでほとんど見ていませんが
モザイクや柱のステキな教会がいっぱいあるので、
そのうちじっくり回りたいと思っています。

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2件のコメント

  • やっぱり!

    私もそうなんです。
    回を重ねるごとにロマネスク建築や彫刻が好きになり、
    かなり田舎まで、ただ1つの教会を見に行くなどしています。


    宗教画も、見続けていると、この時代のものは大好き、とか
    この時代のものは好みじゃないとか、自分なりの好き嫌いがはっきりしてきますね。
    そして、ときどき、なんて美しい!と感動することも。


    数年前に、藝術新潮のローマの中世を歩く5日間というのを携えて
    ローマの中世巡りをしました。
    とてもとても楽しめました。


    すみません。同じ人がいる!と思ってつい関係の無い書き込みをしてしまいました。
    トピ主様、ご容赦を。

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  • なんかすごいです

    「興味の持ち方」が…

    私なんて、「好きか嫌いか」「見ていて飽きないか」これだけです判断基準。
    教会も、フツーのところはあんまり行かないです。
    お気に入りのキリスト教関連の建物は
    「コロニア・グエル教会堂」(サグラダファミリアよりこっちのほうが好きです)
    「ジェロニモス修道院」です。
    もっとも、後者に至っては、とびきり美味しいナタのお店が近くにあるのも大きなポイントです(笑)

    ただ、ステンドグラスは、きれいだなと私でも見るたび思います。

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