ありがとうございます 覚えていて下さっていたようで、とても嬉しかったです。ありがとうございます。いよいよ出発です。ブーバーさんはとても感性の豊かな方だとお見受けいたしました。「メメント・モリ」も早速アマゾンで注文いたしました。 「では、なぜその他多くの国ではなくてインドなのか。」 ブーバーさんのおっしゃる通り今まで当たり前だと思っていた「常識」に疑問を抱いたのかもしれません。 よくよく考えてみると私自身もよくわからずそれでも行きたい思うのは、きっと私が持っている常識から一番離れたところのインドで、そこからヒトとして命あるものの普遍性を観たいと思ったからかもしれません。私や日本とは、全く違うところへ行ってその常識と自分の持つ常識(広義の意味での文化ですね)の中から本当のものを観て来ようと思います。 例えば先進国ならば似ているところもあるのでしょうけど、インドと日本は全然違いますね。宗教心や生きる意味醍醐味、貧富の差への考え方、刺激ある気候や食べ物、時に関する概念や善悪・正誤の判断、生きる概念死生観すらも、全く違う価値観にまずは触れてそのまま受け入れてみて自分と比較しその中で見つけられるもの… 自分の中に常識というフィルターがかかっていて囚われているものがあるはずですから、それを客観的に観られる良い機会です。 フト今思いましたが、「自分探し」という言葉、本屋でもよく見かけるしよく耳にもして最近流行っているようですが、こういう事なのかもしれないですね、答があるのかないのかも分からないけれど、多くの方が探しているものって結局同じものなのかもしれませんね。
Re: ありがとうございます yugon さんへ ご返事ありがとうございます。すでにもう何を探しにインドに行こうとしているのか分かっておられるように感じました。 私が、物欲がなくなるとかヒッピーみたいな精神とか言いましたから、グッと退いてしまったのではありませんか。(笑) けど一応仕事はしていますし、気のおけない仲間もいます。正直なところ高くても美味しいものは美味しいですしね。 だから、世間から完全に離脱してアウトサイダーになってしまったわけではありません。 インドにハマるなんて、この社会に順応できないゆえの現実逃避であるとか、なにか色眼鏡で見られがちです。 まったく興味がないのなら無いと、放っておいてくれればいいのに、見下したり、的はずれな攻撃をする人もいます。 彼らは、この日本の硬直した価値観が唯一無二のものであると信じて疑わないのでしょうね。 生き様の基礎となる部分の人生観や価値観。 それが、べつに、それも正反対の向きにあるとしたなら、それこそ脅威ですし排斥してみたくもなりましょう。 さらに上に。さらに前に。そんな上昇志向こそ私たちを幸福にしてくれる。そんな信仰に囚われているようです。 私は思うのですが、硬直した思考ほど順調なときはいいですが、なにか不具合に遭遇したら脆いのですね。 あっけなくポッキリと折れてしまう。 でなくて、柔軟な思考を持てれば風にそよぐ柳の木のように、その場その場でみずからを追い詰めることはありません。 世間一般の常識の枠など絶対なんてことはない。歴史が証明しているじゃないですか。 誰に勝ったとか負けたとか、そんなことに一喜一憂しなくとも、自分のペース配分でいいこと。自由になるべきです。 世間に無関心になるとはどういうことか。 泡のように沸いては消える人びとをその気にさせるブーム。商業主義ですね。 常に、新しいものは古いものより良いことだとの価値観を植えつける。最新であることが即これ善であると。 コマーシャリズムからの発信。その薄っぺらさが分かってしまうから、いちいち流される気持ちにならないのです。 私は、インドに途上国のままの昔ながらの風景を残して欲しいと望んではいません。 そんな勝手な思惑とは裏腹に、ヒンドゥーの説くところの死生観は人びとに根強く流布しています。 日々の営みも、この先、西洋文化によってすっかり駆逐されることはないでしょう。 あの逞しさは、過酷な自然環境のなかで数千年にわたって生き延びてきた下地があってのことですから 真似しようとしてもできませんよ、私たちには。 だから、この日本で暮らすにあたって せめてもの、凝り固まった価値観にほんの少しでも風穴を開けることができれば収穫です。 インドを訪ね、何によって何が得られたか。そんな答えは焦って見つけなくてもいいのです。 曖昧模糊のままでいいと思っています。理路整然と述べられる人のほうが、なにか胡散臭い気がします。 思うところを書きつらねただけですから、無理にレスしていただかなくても結構です。 それでは、お気を付けて、行ってらっしゃいませ!!
是非またインドへ… ブーバーさん、 「私が、物欲がなくなるとかヒッピーみたいな精神とか言いましたから、グッと退いてしまったのではありませんか。(笑)」 …決してなんてことはないですよ!! プーバーさんのレスを拝読していて、私が勝手に思ったのは、感性の高い何かを悟られてるようなブーバーさんには是非またインドへ行かれてほしいなぁ…ということでした。本当ですよ。是非またインドへ。 私もインド行く前から、すでに周りからは大反対され、理解されないものですね。年末に亡くした友人の死は、なんとか周りに納得してもらえる理由ですが、それすらも危うい。私自身も気にしなければ良いのですが、気にするほどの、『日本の硬直した価値観が唯一無二のものであると信じて疑わない』いわゆる‘日本の常識ある方々’の冷たい言葉たちに打ちのめされそうになりながらも、改めてインド行きの意味を考えると、ますます分からなくなってきたりしています。 ブーバーさんみたいに深く考えられてうまく言葉にできれば…と自分でも自分の浅さに辟易してしまいます。 ただ生と死が回っている様子を見るだけ。死に直面したときに、頭で分かっていたのに、心がとてもショックを受けたことに対して、死が身近なことであり、生きると死ぬが回っていることを、すぐそばで行なわれているガンジス川で実際にこの目で観てみるだけで何かを得られるものでしょうか。 そして、できれば私や日本とは違った、生きるための価値観を観てみたいと… 。たった20日間ではそう簡単には見られないものでしょうか…。 がんじがらめに管理された社会の中で自由だと思っているのでしょうね、私たちは、きっと。もしそうであるならば、そんなことも実感できればいいのですが…そんな話をしても、なかなか理解も納得もしてもらえないのが現状です。 『すでにもう何を探しにインドに行こうとしているのか分かっておられるように感じました。』とおっしゃって下さいましたけど…正直、混乱中なのです。混乱しながら疑問を抱きながら明日、ビザ申請へ。準備は着々と進んでいます。