南仏で「長距離バス乗り場がちょっと怖い」、というところは少なくなったと思う

長距離バス乗り場は大きな建物で、窓が小さく、人が極端に少ない（バスの発車時間にならないと人が集まってこない）状態で、慣れないと「ちょっと怖い」と感じるかもしれません。
でも、その感じの代表格だった、Niceのバスターミナルは移転、Avignonのバスターミナルは改装工事中なので、現時点では、怖い感じの建て方のバスターミナルはごく一部（Nimesのは大きい建物）になったのではないかと思います。
参考までにバスターミナルの状態をわかる範囲で以下に示します。

１）Nice
旧市街の前にあったバスターミナルはvaubanという地区に移転になり、そこは露天にバスが停まる状態（バスが入る建物がない、屋根もない状態）になっています。（移転後は行ったことはないですが、資料などから判断。LERのバスはここから出る）

２）Avignon
古いバスターミナルは工事中で、現在は道路に分散して仮のバス停で運営中。

３）Aix-en-Provence
これまで道路をそのまま使っていたのを、歩道に屋根を付けたり、案内所を移転して新設した。怖い感じはなさそう。

４）Arles
完全な露天。駅の前と、観光案内所の西の方の２箇所。駅の前は案内所なし。駅の方はバスの数が少ないのでバスが出るときしか人が来ない。

５）Marseille
マルセイユ駅の西側に隣接。案内所は駅の中。バスは露天で停車。バス停自体は怖い感じはない。町自体、治安は良くない。

６）Nimes
バスターミナルは大きな建物でバスが入っていくタイプであるが、普通は駅の裏のバス停が集まっているバスターミナルで乗り降りするので、町の中のバスターミナルまで乗る事はないから、実害なし。

大きい町はこんな所でしょう。CanneやToulonは知りません。
小さいところは、大きな建物のバスターミナルはありません。バス停がいくつか集まっている状態です。


以上、参考までに