06/02/14 07:49

為替変動は先が見えない

為替変動は個人では予測は不可能と思ってください。
多くのエコノミスト昨年末から、円高を予測したので
すが、為替は円安に振れています。さらに遡れば、昨年
イタリアの政権党である北部同盟の幹部がユーロからの
離脱を表明したり、ドイツやフランスでもEU強化に逆行
する国民の意思が示され、ユーロは暴落するのではない
かと言われました。しかし、若干下がっただけで、すぐ
に回復しました。対ユーロでは円が今が一番安いのでは?
二ヶ月前に比べ、約4-5円の差です。でも、このことを
予想して昨年の6月頃に換金していた人は、まず居ない
はずです。日銀はゼロ金利を止めたいのですが、政府が
反対しているので、どうなるかもわかりません。市場は
FRB高官や日銀の発言や思惑によって左右され続けるで
しょうが。

しかし、1000ユーロを換えたとしても、5千円の差です。
ユーロにして30ユーロ。夕食代程度です。気にしても
仕方ないでしょう。何時買えば良いかという問いに関す
る答えは、誰にもわからないとということです。ある程
度、世界情勢や経済状況を見ていけば、為替レートの変
動の予測はできますが、ほとんど博打に近い。円高傾向
が続くようなら、現金やTCには代えずに、現地でカード、
円が急落しそうなら(某社の株のように)、急いで両替
所に走るとかもできなくはありませんが。実際には、
カードを使っても、現地で数日の差で、レートが2-3円変
わることはざらにあるので、諦めるしかないということ
に変わりはないでしょう。

将来二度と行かないだろうという国とか、インフレが激
しく、信用がない国の通貨は別として、USドルやユーロ
は、持っていても次回使えるので、余っても持っていれ
ば良いはずです。ユーロ建て預金よりもTCに換えて持っ
ておくというのも、将来のデフォルトに対しては有効な
手段です。究極は金でしょうが。

  • いいね! 0
  • コメント 0件

0件のコメント