06/02/11 02:41

自力でのホテル予約、その顛末2

トルコでは予約したホテルから「空港まで迎えに行く。ホテルの名前を書いたカードを掲げて待っている」というメールでの連絡を頂いていました。
しかし飛行機の到着が45分ほど遅れたためか、空港にはホテルの名前が書かれた札を持ったスタッフは見あたらず、「もしかしたら予約取れてないのかも?」という不安を抱えながら、自力でタクシーに乗り込むことに。トルコはメーターがなかったり、ふっかけてくるタクシーが多いと聞いていてびくびくしていたのですが、ガイドブックにあった程度の金額(20トルコリラ以内)でホテルまでたどり着くことができました。
空港に迎えのスタッフがいなかった、と拙い英語で切り出す前に、呆気なくチェックイン終了。
宿泊者分のパスポートをフロントに預け、ようやく「自力ホテル予約→チェックイン」を完了することができました。(勿論パスポートはすぐ戻ってきました)

トルコのホテルは、予約確認書には宿泊代がユーロで記されていたのですが、チェックアウトの際はトルコリラでの精算となりました。チェックインの際、朝食代金は宿泊料金に含まれている、と説明を受けたのですが、精算伝票には「宿泊料」と「朝食代他」が別になっていました。どうやら、この宿泊料と朝食代を合算すると、予約確認書に書いてあった金額と同額になるようなのですが、通貨がユーロからトルコリラに変わっているせいで分かり辛く、ちょびっと納得し辛くもありました。チェックアウトの日は朝食を食べるような時間でなかったのですが、それについての請求もあり、食べてないよーと訴えてみたのですが、これは部屋代に含まれてるから、というような説明でそのまま精算となりました。
代金自体、さほど高額でなかったことと、朝食をとったホテルの食堂からの眺めが大変素晴らしかったこともあり、気になるほどのことではありませんでしたが、「宿泊条件はできるだけ細かく書いて頂くこと!」とお教え頂いたお言葉が身にしみました。

結果としましては、アドバイス下さった皆様のおかげで、宿に困ることもなく、快適に旅行を終えることができました。パリの部屋も、トルコの部屋も希望通りで、旅行代理店や予約会社を通して部屋を予約するのとはまた違った結果が得られました。
今後の教訓としては、日程的に差し迫った状態で、先方の返事をじりじりと待ち、不安な気持ちで出国するくらいならば、旅行代理店やネット予約会社を活用した方が手間がかからず「安心」が買える、ということです。
逆に日程に余裕があるのなら、自力でホテルを探し予約した方が、自分の要望に適したホテルが選べ、思い出も深まる気がします。
次回旅に出られる機会があったら、今回皆様から頂戴したアドバイスをいかし、より充実した旅を楽しみたいと思います。…特に、ホテルを間違えるなんて恥ずかしいミスはしないように…!

パリは底冷えのする寒さで、イスタンブールには雪が残っていましたが、風邪一つ引かず快適な旅行でした。なにより今回の最大の思い出は、外国の街角ですれ違った見知らぬ方々の親切と(間違って訪れてしまったフロント係さんの笑顔とか)、それ以上に不慣れな私に親身になって相談に乗って下さった皆様のお気持ちです。本当にありがとうございました。
どうぞこれからの素敵なご旅行を重ね、知識や経験を沢山お聞かせ下さい。

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2件のコメント

  • いろいろハプニングでしたね!

    紆余曲折って何だろうと期待してましたが、ほんとドキドキハラハラというか、色々あせっちゃいましたね。パリも訪れてたのですね。トランジットだったですか?何より、大きな問題なく、楽しく過ごせたようで、安心しました。

    トルコのホテルの件ですが、私も疑問に思います。最も、今回は重要性ある金額差がなかったようなので、吉智さんのケースで、新しい確認注意点情報を教えてもらいました。

    見積(確認書)の通貨建と、実際の支払通貨が違うのは、よくないことですね。採用換算レートが、どういう基準なのかグレーだし、何より、フロントサイドで、恣意的にごまかされる事も可能となるので、普通だと、現地通貨があるなら、カッコ書きなどで双方レートを記載するのが正式ですが(会計って明瞭性が重視されますから)、地元級ホテルとか地方の宿だと、その辺があいまいなんでしょうか。トルコみたいな通貨的弱小国を訪れる場合は、今後は、客側から、予測つけて、予約時点で支払通貨まで確認した方がよさそうですね。旅先では、いろいろ、想定外のことが起きますね。

    朝食込で、レートが提示されてる場合は、朝食はスキップしても朝食代をとられますが、ちょっと文面からわからなかったのですが、結果的には、最終請求書が別立てだったんですか?もしかしたら、もっと事前(チェックイン時とか少なくとも前日昼まで)に、最終日の朝食キャンセルを申し出ていれば、例外的に融通きかせてくれて、宿賃の調整は、可能だったかも。相手も客に朝食を出すという方向で、前から準備して(例えビュッフェにしても)いるという理屈に立ってますから、ドタキャンでは、融通きかせづららかったのかもしれません。宿代や宿泊条件って、代理店を通じた予約じゃなく、自分で直予約をしたのであれば、当事者間交渉でいくらでもフレックスになりますよ。

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    06/02/11 23:44

    ご心配をおかけしました

    お陰様で旅行中は天候にも恵まれ、楽しく過ごすことができました。

    ほあきんぷじょるさんにお教え頂いたアドレスを、早速ブックマークさせて頂きました!しっかり読んで、今後の旅行に備えさせて頂こうと思います。
    トルコはとても素敵な国でした。私はイスタンブールのみしか行きませんでしたが、地方の遺跡や自然も素晴らしいと聞きます。是非ご旅行の際は、楽しんでいらして下さい。なにかお力になれることがあると、嬉しいです。
    私が宿泊したホテルは、後で知ったのですがホテルのレストランは、眺望が素晴らしい、という理由でガイドブックなどにもいくつか取り上げられているところでした。
    実際、レストランからはブルーモスクとアヤソフィア、海の青さも間近に見ることができ、まさにイスタンブール!という眺望でした。

    精算がユーロ表記からトルコリラに変わった件ですが、再度精算書を確認したところ、レート的には大きな問題はなかったようです。
    ただ精算書の読み方がよくわからず、Deptという欄にODAとPANSIYONの二項目があり、それぞれのDebit/Credit欄に、ODA→146,27トルコリラ、PANSIYON→14,47トルコリラとありました。
    この14,47リラってなんのお金?とフロント係に聞いたところ、朝食云々と言っていたのですが、今思うと朝食代にしたら安いんじゃないの?という感じです。(1トルコリラ90円くらいでした。3人で宿泊したので、一人450円くらい? パリのホテルでは、朝食代は一人12ユーロとなっていました。私にとっては大変高い!)
    パリでもらった精算書には、精算する代金の詳細が書かれていたのですが、トルコの精算書にはあまり詳しいことは書かれていませんでした。恥ずかしながら、このODAとPANSIYONの意味は外国語が不得意な私には未だによく分かりません…。

    トルコは出発前、ユーロやドルの方が使い勝手がいい、という話しを聞いていたのですが、実際はトルコリラしか使えない、というところが圧倒的に多かったです。2006年の1月から、ゼロが沢山並んだ古い紙幣が使えなくなったせいかもしれません。
    ちなみに、ホテルのフロントに提げてある料金表はユーロで表示されていました。
    詳しいことは分かりませんが、もしかしたら現在ユーロが高いので、トルコリラで精算した方が安い、なんてこともあるかもしれませんが、そんな場合ばかりではないでしょうから、doubletreeさんがおっしゃるように、会計の明瞭性を高めるためにも予約時からはっきりさせておいた方がいいように思いました。

    今回の旅行では、皆様のお陰様で貴重な経験ができました。
    また次の旅行に行きたくてうずうずしていますが、それまでにお教え頂いたHPやこちらの掲示板で沢山お勉強させて頂きたいと思います!顛末記を読んで下さって本当にありがとうございました!

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  • 退会ユーザ @*******
    06/02/11 10:55

    お帰りなさい

    こんにちは。
    ご無事でお帰り、何よりです。

    アクシデントもあったようですが、
    最終的にはうまく解決できて、本当によかったです。
    あとあと、そういったことが、一番の思い出になりますね。

    イスタンブールは一度は行きたいと憧れている所の1つです。
    今度は逆にいろいろ教えていただける時があるかもしれません。


    なお、ホテルの予約などに関して、私が参考にしているサイトです。

    http://france-tourisme.net/index-hotel1.htm

    http://www.budget-travelers.com/hotelABC.html

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