ラム!

横ですが、食べ物の話題についつい釣られて・・・

日本でもラムが流行っているというのはラム好きには朗報ですね。

30年位前、肉(私の出身地では「肉」といえば「牛肉」のことでそれ以外は「xx肉」と呼びます)が高いので、育ち盛りの子供に食べさせるため、父がよくラム肉のトマト煮込みを作ってくれました。

そんな食生活の土壌があったからか、ソ連時代にグルジアやカザフスタンなどを訪れたときも苦になりませんでした。

今でも父の作ってくれたものが一番ですが、次がトビリシのマルシェの食堂で食べた煮込み、三番はパリのロビュションのレストランで食べたピレネー産子羊あばら肉のロースト(まさにローズマリー添え)、です。ミントソース添えは頂けません。修学旅行で食べた小岩井農場のジンギスカンもいい思い出がスパイスになって五指に入れましょう。

ところで、日本でもサケを生食することが増えているようですが、ヨーロッパでは人気の高い寿司ネタです。ただ、パリのお寿司屋さんに言わせると、北海道の人はヨーロッパのサケは臭い(脂?)が強くて食べられないと仰っていました。

伝統的な食文化を大切にするのも必要でしょうが、タブーなくいろいろな食材を口にすることができる日本人に生まれて幸せです。

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1件のコメント

  • そう、サケは臭い~

    そうなんです。私もこの前、イキの良さそうな旨そうなノルウェイ産のサケを購入してみたら、なんか、くさみがあって、加熱したのに、全部食べられませんでした。翌日、白ワインとガーリックと生クリームで加工してみても、臭みが感じられてだめでした。ああいう場合は、スパイスどばどば入れるべきだったのでしょうか?鮭に限らず、魚はまぐろや刺身以外、だいたい全部、臭みを感じて苦手です。どう処理すればいいのでしょう?

    小岩井でもジンギスカンやってるとは知りませんでした。しかも、旨いのですね!!!ジンギスカンは、焼き肉方式より、鍋方式の方が好きだな。日本のスーパーでよく見るラムは、NZや豪州輸入物が多いですが、時々松尾ジンギスカンのたれ漬けパックが売ってると、即買いしてます。

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    Re: そう、サケは臭い~

    イギリスのサーモンはスコットランドの養殖ものが大半です。
    夏にホンの一時だけワイルドサーモンが出回りますが店頭に並ぶとすぐに売れてしまいます。
    養殖のはオレンジ色のが普通の養殖、脂が乗っていておいしいといわれますが私は苦手です。肌色に近いぐらいの物は有機栽培のえさで育てて薬品を使っていませんという種類ですがやはり養殖です。こちらはそれほど臭みは感じられません。
    やっぱり「えさ」みたいです。
    2年前に北海道の羊を育てている牧場主の人とウェールズの農場視察に行ったときに聞いたのですが、日本の羊はアメリカとの契約で輸入された加工飼料を利用しているそうです。イギリスの羊は草を食べているだけなので日本のものより臭みが少ないそうです。
    臭みを消す方法ですがイギリスでは魚を牛乳でポーチします。特に燻製の鱈やハドックなどはこの方法です。サーモンはフライパンで焼いて仕上げにバルサミックヴィネガーを落とすと美味しいですが、お好みですね。

    Doubletreeさん、
    昨日のチキンは1.3KGのものだったんですが見事にかたずいてしまいました。
    うちでは丸焼きのときはオリーブオイルを薄く塗ってから塩、胡椒を挽いてオーブンに入れるだけです。途中で出てきた脂を2回ぐらいスプーンでかけるだけで、どちらかといえば手抜き料理の一つです。
    焼き付けるときなんかは解剖(?)してからヨーグルトに半日ぐらい漬け込んで焼くと、とても美味しいと思います。
    イギリスのインド料理屋ではよくやってるみたいです。
    鳥はここのところ胸肉の値段が凄く上がったので、丸ごと買っています。こうするとガラでスープも取れてとっても経済的です。
    胸肉だけ4つのパックで10ポンドぐらい。
    鳥を丸ごとでもその程度です。
    さばいたりする楽しみも捨てがたいです。(冗談)
    ただフランスやスペインのように首付きで売っていれば事情は違ってくると思いますが・・・。