05/07/05 19:29

Re^2: 日本海発世界一周ドライブ

●通関を速やかにすませるコツ
通関業者選択:日曜日朝に着くのでその日に通関は不可能です。ホテル探して市内観光に励みましょう。
月曜日の午前10時にフェリーターミナルに戻り、3階のビジネスインツアサービスのドアを開けましょう。英語が通じます。車の一時持ち込みであり、通関したいことをなんとか理解させましょう。料金を尋ねましょう。おそらく2万5千円ぐらいが最低料金と思います。その業者を通して他の通関業者を紹介されるかもしれませんが、その日のうちに書類作成提出し、税関が受け付けてくれれば次の日には通関できます。

日本でできること:車をロシアで売却しないことの保証として、招待状を購入した会社に自分の旅行計画を説明し、税関向けの説明手紙を作成してもらいましょう。(税関に要求されました。カルネがあれば不要でしょう。)招待状と一緒に送ってもらえば最善です。または後からメールの添えつけファイルを印刷したものでもいいです。

必要書類のコピー作成:
パスポートのID頁
パスポートのビザ頁
国際運転免許証
車検証
国際登録証(陸運局で発行されます)
車体番号のみでなくエンジンナンバーを調べておきましょう。(購入店に調べてもらいましょう)
上記の不売却保証書(招待会社からの説明書)
車の写真(前方後方1枚ずつ、日本税関で要求されるものでロシア税関では要求されませんでしたが添え付けておくといいかもしれません。)
船積書類(乗船時と下船時にもらえます)は現地でコピー
要するに車関係書類は何でもコピーして提出準備しておいた方がいいです。

月曜日の9時にその書類持って3キロほどバスに乗って税関事務所に行って窓口に提出すればすんなり受け付けてくれるかもしれませんが、おそらくロシア語通訳を要求されるでしょう。そうなると上の通関業者の力を借りざるをえなくなります。

私の場合は、行き当たりばったりで慣れていない通関業者に当たったため、余計な日数がかかってしまいました。

最短で、提出書類がそろって受け付けられたら次の日に車乗り出しできます。
運悪く長引いても市内観光時間と思うしかないです。


・ビジネスビザの詳細(取得方法、費用、日数など)

russia visa で検索してみると出ます。
http://www.visatorussia.com/
で招待状購入。
Invitation 10 work. days Single entry for 3 months $75
オリジナルのUPSでの輸送 約$70 3日
東京のロシア大使館で業務ビザ申請後2週間後受け取り 無料

ビザ申請時の会社名は適当でよいようです。自分の苗字+株式会社でもよいでしょう。
マルチエントリーにしておけば途中モンゴル、カザフなど寄ることが可能になります。


●ウラジオストック上陸作戦での問題点は、日曜日に到着するのでその日に税関は休み(?)で通関できないことです。それと、中古車が満載されてくるので税関混雑気味なこと、観光客の一時持込が特殊扱いされるて慣れていない様なことです。
稚内-船-サハリンスク-ホルムスク-船-バニノ(大陸)という経路も行けそうですのでこの方が楽かもしれません。

●両替情報:日本円の現金両替はウラジオストックの中心部歩行者通りでおばさんと交渉するのが最善レートでした。
10000円=2630ルーブルが最高でした。その時カムチャッカ銀行では、2580Rぐらいです。日本円買い意欲旺盛ですので言い値の80R増し位で交渉してみましょう。ウラジオはなれると日本円は殆ど両替不可能になりますのでロシアで使うガソリン代分位は両替しておくことも一考に価します。その後はレートが悪くなりますが国際キャッシュカードで現金調達しています。根気よく探せばトラベラーズチェック両替してくれる銀行もあるでしょう。
ガソリン1リットル=15R=60円ぐらいです。

●ガイドブックは地球歩き方とロンプラ(ロンリープラネット)携帯しています。ロンプラは地方都市の地図とネットカフェの情報まであるので重宝します。

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1件のコメント

  • 05/07/05 19:36

    Re^3: 日本海発世界一周ドライブ

    ●警察:ロシアの旅を不快にさせるものの筆頭は警察検問の多さです。1日5回ぐらい引っかかることもあります。
    要注意箇所は、
    ウスリースク、大掛かりな道路検問で、上官が来てくれるまで40分位通過できず。
    ハバロフスク、中心部レーニン広場で一回、他の場所で2回検問。
    クラスノヤルスクからハカシアへの道路検問。無用な書類が足りないと罰金ほのめかしのみ。書類返却時に国際運転免許証を隠して返さないまま3km走行。全部返却されたか確認しましょう。
    アバカン(ハカシア共和国の首都)市場を歩いていると遭遇。滞在登録の件で罰金500R要求に屈せず無罪釈放1時間。
    クイズィル(TUVA共和国の首都)のセントラル広場のホテルに投宿するとその白人おばさんがイミグレカードのレジストレーション(滞在登録)を詮索され、当局に通報、やってきた無制服女官はTUVA原人で本気で調書を書き始めたが「ニエット プロブレム」主張し脱出成功。
    アルタイ共和国のツングールの手前100キロm付近。最高峰ベルーハ山への麓町に行く道(行き止まり)ここの道路検問の主任官は滞在登録役人と連携している。役人事務所のある町(コクサ)まで往復100キロ戻らされた。ニエットプロブレムで乗り切ったがガソリン代と2時間損失。ここでは検問時の指示通り役人事務所に寄ったほうがよいかも。
    カフカス入り口のピヤトゴルスクでは街中検問で悪たれ警官に引っかかり滞在登録問題で役所へ。長官が無融通女性で最悪。調書書かれて罰金1000Rということになったが「ニエット プロブレム」で持久戦になり5時過ぎの閉館時に「理解不能」と署名だけしてパスポート返却、罰金なしで解放。
    カフカス地域では検問警官がいちゃもんつけて罰金要求してくることが多いですが払わなければ払わないですむ程度のものです。日本の1円硬貨を50枚ぐらい用意しておくと役にたちます。

    ●滞在登録について:基本的に不要論的立場にあります。道路検問警察官は滞在登録カードなど要求しませんので、要求された時だけ出せるようにパスポートと分離して携帯したほうがいいです。不快なホテルには殆どとまらない旅ですので無理して滞在登録などできるわけありません。市中散策時に遭遇する警察官には詮索されることが多いです。「ニエット プロブレム」を繰り返しましょう。
    結果として出国時にも滞在登録関係で詮索されなかったし、罰金もありませんでした。毎日滞在登録するための労力費用(ホテル代+登録事務所を探す時間労力)に比べたら滞在登録完全無視による時折の警官拘束時間の損失(上の3回だけ)はわずかなものです。自由旅行で得られる価値に比べたら滞在登録にはげんで得られる価値はマイナスでしかないという結論です。
    罰金は1000Rというのが初めて3ヶ月に一度だけ長官に提示された額です。払ってもいいし事情を説明して払わなければそれですむ程度のものです。急ぐ場合は警察に引っかかった時点で100R渡せば見逃してくれるかもしれません。
    ピヤトゴルスク(ロンプラに掲載、ミネラルボダの近く)だけはバイパスで素通りしましょう。

    ●銭湯:不快なホテルを探すかわりに銭湯を探す場合は、バーニアはどこか尋ねましょう。ロシア式銭湯はサウナがあってシャワーと洗い場がついてます。30Rぐらいです。自然派なら川で水浴びもできます

    ●炊飯器あると走りながらご飯炊けてます。ご飯が炊けるということはお湯が沸くということなのでラーメンもできるしマカロニもできます。炊きあがる頃に魚を放り込んだり、卵をかけるとおかずになります。おかず専用にもうひとつ炊飯器あれば便利です。ロシアはどこでも焚き火できます。

    ●GPSの持ち込みが違法といううわさもありますが指摘されたことはありませんでした。ECLIPSのカーナビもついてますがまったく機能せず、オーディオ機能のみ動作しています。テレビもロシアのPAL式は映りません。PALも映るカーナビテレビがあったらお勧めします。海外でもせめて進行方位と軌跡、緯度経度ぐらい表示できるカーナビがあったらお勧めします。パナソニックはどうでしょうか。ECLIPSは海外に持ち出す価値ありません。
    GPSと書いたアンテナもボードに乗っかってますが問題なしです。ただし入出国時には隠しておいた方が無難でしょう。入国時には申告用紙ももらわないので素通りでした。
    上述の電脳GPSカーナビはお勧めします。

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    05/07/05 19:39

    Re^4: 日本海発世界一周ドライブ

    ●ネットカフェは主要都市にはだいたいあるようです。WINDOW98もありますがXPもかなり普及しているので日本語インストールが困難です。管理人に言えばやってくれることもありますが、お手上げのこともあります。XPのCD、又はオフィスXPのCDを持参すれば自分でインストールできるかもしれません。GLOBAL IMEのXP版というのがないようです。必要になりそうなファイルはUSBメモリーに保存携帯しておくといいです。ロシアではダウンロード転送量に応じて課金されるところが多いです。3~5R/1MB
    ここノルウェー国境の小町KIRKENESの図書館では無線ランに無料接続できるので天国に来てしまったようです。

    ●ガソリン給油(通常前払)ではごまかしがあります。30リットル分払ったのに20リットルしか入っていない、メーターの数字は30と表示されているにもかかわらず、というようなことがあります。サマーラの近くからモスクワ周辺1000km地帯では要注意です。一度10L追加給油させたことがあるので2、3リットルぐらいのわかりにくいごまかしは普通かもしれません。シベリアからサマーラまではごまかしを疑うことはありましたが確信にいたることはありませんでした。ごまかし抑止策として支払い前に給油所の写真をとるのもいいかもしれません。

    ●カーパスポートというのをカフカス地域からモスクワにかけて検問時に要求されることがありますが、これは西側の国境から入国時にもらうもののようです。ウラジオストック税関ではもらわなかったと説明するのみです。

    ● 車をあらされたり、強盗に会ったりする気配は全くありませんでした。

    ● 交通取締り:速度違反と追い越し禁止の検査が多いです。引っかかったのは総計10回~15回位です。100R 渡しておしまいです。400円だから安いものです。急ぐ場合は問答無用で100R渡して去りましょう。100R以上請求されることもありますが値切りましょう。

    以上ロシアの旅最新情報でした。
    日本ナンバーで世界を走りましょう。

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