最初のは「少女集団スリ」、二つ目のは「ミサンガ売り」ですね パリにはスリやら詐欺やらが観光客を狙っています。 少女集団スリ フランスでは14歳未満の子供は罪に問えないので、大人が子供をグループにしてスリを教えてやらせるのだそうです。 12～3歳ぐらいの女の子の集団が近づいてきたら、少女スリ集団ですね。 何か注意をよそに向かせて、スル常套手段でしょう。 私は、地下鉄の駅構内で、乗り換えを確認するために貼りだしてある路線図を見ていたら、小学5～6年生ぐらい女の子が来て、「ムシュー、xxxに行くにはどう行ったらいい？」と聞いてきました。（パリで使われる普通程度のフランス語でした。ちょっとなれなれしい感じ。） こんな女の子が乗り換えもわからず一人で地下鉄に乗ってくるのか？ なんで男のおれに聞くのか？、と思って、周りに大人でもいるのかと思い周りを見回すと、同じくらいの女の子数人が2～3mぐらいの距離を置いてこちらを見ているではないか。 噂に聞くあれだ、と思ったので、にらみ返していたら、乗り換えを聞いてきた女の子は、あ、わかった、といって去って行きました。仲間も乗り換え階段の方に足早に去って行きました。 身なりは、安物の衣類を着ている感じでした。 後で知人のフランス人に聞くと、この集団は、役割が決まっていて、スルかかり、受取係、もって逃げる係が決まっていて、接触した子を捕まえても、すでにすられたものは手から手に渡って、出てこない、ということでした。 そのフランス人は、友人から聞いた話として、すられた人が捕まえた子に財布を返せと迫ったところ、服を全部脱いでパンツ一丁になって、私がとったというなら調べればいいだろう、と衣類を示して公衆の面前で裸になったという話を聞いたことがある、といっていました。 （こんな事をして注意を引いているうちにまんまと仲間はどこかに逃れているのでしょう。） ミサンガ売り パリでは、モンマルトルの丘のサクレクール寺院前広場のミサンガ売りが有名です。 大体アラブ系の若い男性がこれをやっています。 何か話しかけてきて、あっという間に毛糸で腕にミサンガを編んで、法外な金額を要求するようです。 モンマルトルのサクレクール寺院の前に行くと、ミサンガを編んでもらっている女の子を見るし、ミサンガ用の毛糸をもってターゲットを探しているアラブ系の若い男を見かけます。 日本のブログでも、「ミサンガ売り」で検索すると、被害に遭った人のブログが見つかります。 あるブログでは、最初から、ミサンガを腕に巻いていけば、さらに追加で買うようには言ってこないだろう、というのもあって、モンマルトルに行くには、100円程度のもので厄払いが出来るなら、よい案かもしれないと思います。 年配男はターゲットにはならないので、声を掛けられたことはないです。 （ミサンガは、どこかの国では、願いが叶うなどのおまじないのようです。） 丁寧に作る場合の作り方 youtubeより http://www.dailymotion.com/video/xizx1m_comment-faire-un-bracelet-bresilien-plat_lifestyle 被害がなくて何よりでした
詳しく解説頂きありがとうございます。 mamoru様、こんにちは。 詳しい解説、ありがとうございます。 自分も外務省の危険情報などもサラサラッとは見たつもりで、子供がうんぬんとは理解していましたが、実際に遭遇した事もなかったので、女の子とはちょっと意外でした。話かけてくるパターンもあるのですね。 しかも１４歳以下は犯罪し放題？！．．恐ろしいです。 裸になられたり、泣かれたり、怪我をさせてしまったら、なんかこっちが犯罪者扱いになっても余計に最悪ですね。 今回はフランスは初めてでしかも２日だけちょっと寄るだけだったので、それ程色々調べてなかったので、一番危険なパターンだったかも知れません。 また、次回もう少しゆっくり行ってみようかと思っているので、もっと知識を付けて悲しいめに合わない様に厳戒態勢で望みたいと思います。 旅行初心者って訳でも無いのにな．．（ちょっとぼやいてみました） ２つ目はミサンガ売りと言うパターンなんですね。お勉強になります m(_ _)m 指ではなく、手首でしたか．．。手首に巻き付けられたら、あっと言う間に脱出不可能ですね。 恐ろしいです。それでハイタッチで腕を自然に差し出させたとは、考えたものです。 逃げた瞬間に「違う」とか言っていましたが、何が違うんだか．．。 今回は紙一重で逃げ切りましたが、１日１回ペースでこんな事になると、次回、何事も無く帰って来れるのか不安になりますが、色々なパターンを把握していきたいと思います。 お付き合い頂き、ありがとうございました。
