到着するバス駅はNuoc Ngam Bus Station, 出国航空券は現在は陸路入国ではなくてもOK

Luang PrabangやPhonsavanからなどラオスから国境を越えゲアン省の西のほうから来るバスは国内のローカルバスを含めてHa NoiのMy Dinh Bus Station(旧市街から西に7km)やSouthern Bus Station=Ha Noi Giap Bat(地元のひとはこちらの呼び方を使います。旧市街から南に9kmの国道1号線沿い)などの大きなバスステーションには着かず南バスステーションからさらに1kmほど国道を南に行ったところにあるNuoc Ngam Bus Station(同じく国道1号線沿い)に着きます。

黄色い色のハノイCityバスがまだ走っている時間内(21:00-22:00)に到着するなら乗り換えなしのバス1本で旧市街付近まで行けます(5000ドン)。

このNuoc Ngam Bus Stationは中心部からかなり遠いので(約10km)もしCityバスに乗れないとバイタクやタクシーに乗らざるを得ません。がまともなドライバーに当たるかろくでもないのに当るかはなんともいえません。

バイタクならたぶん相手は最初からかなりふっかけた額を言ってくるでしょう。タクシーだったら外国人旅行者を乗せたらどこか見えないところにあるボタンを押してメーターを異常に速く回転させて値段を吊り上げるとかもあります(これは実際にやっています)。まあベトナムのタクシーやバイタクのドライバーほどしつこくいやらしくえげつないのはいませんからね。

さて相手がまともなドライバーとして(そんなのはベトナムではやって行けませんが)乗りなれた人間だとバイタクなら1km=10000ドン見当で乗れます。Nuoc Ngam Bus Stationから中心部(旧市街あたり)まで10kmぐらいなので1km=10000ドンx10km+10000~20000ドンくらいの計算で値段交渉すればいいでしょう。ただしベトナムのことは何でもよく知っているというふりをしてですよ。


それから出国航空券の話ですが、結論を言うと陸路で入国するなら現在どこもでも要りません。現在ベトナムとラオスの間で外国人が通れる国境は7ヶ所ありますがかなり以前は北寄りの国境では規則にうるさくベトナムから第三国への出国航空券を持っていないと入国させてくれないところがありました。が現在はそんなところは1ヶ所もありません。

空路で入国する場合はいまでも入管職員によっては規則を厳密に適用する可能性がありえます(人によります)。入管職員になって間もないのだと教育されたとおり規則を優先するのがいるかもしれません。(まだ新米職員なのにはじめから規則にルーズだったら困ります。日本に当てはめてみればそういうことになります) 。

そして日本と交わしているその<ビザなし入国協定>ですが文面にベトナムから第三国への航空券の所持の有無をベトナム入国の条件にはっきり謳っています。それは協定ができた最初から現在まで変わっていません。ただ陸路での入国ではそんな面倒なことはどこもやっていませんしやってられません。

(私はかなり以前ベトナム旅行のあとBKKから日本に帰国するための航空券を見せましたがどうしても入国させてもらえず他のゆるい国境から入りなおしたことがあります。がいまはその同じ国境の入管の人間が<この国境に来た外国人はみなどんどん通しているよ!>なんて言っているくらいです)

私は現在までこの7つの国境を双方からかなりの回数越えてベトナムとラオスを旅行してきました。ベトナムからの出国航空券を持たずにです。だから出国航空券を持っていないと入れないかもなんて心配は要りません。規則の理解より実際がすべてです。ただしよその国の明日の勝手な事情などわかりません。あくまで昨日までの話です。

それとラオスのイミグレは土日は時間外扱いで平日でも16:00以降は時間外扱いです。そのほかにも小額の手数料がありますがこれは賄賂や不当な金の要求ではありません。イミグレの建物の壁のどこかに各国別のアライバルビザ代と一緒に貼ってあります。これを賄賂の要求だとか不当な金の要求だとか言う日本人旅行者もいますがそれは見当違いです。カンボジアやタイのイミグレではそういうことをやっていますがラオスでは汚いことはしません。同じに考えては間違いです。またベトナムでは時間外手数料以外は何も要りません。もし要求されたらそれは不当な金の要求です。ただしスムーズに国境を通過したくてそれを払うか払わないかは結局あなたの判断しだいです。

以上です。

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