そういえば個人で直接予約する場合とどこかに依頼する場合の違い

当たり前のことなんですが、個人でマリーナベイサンズの公式サイトで予約した場合、クレジット・カード情報を入力しますが、支払いの決済は宿泊なさった場合はその後になるので、日本円での請求は来年1月の為替レートになるでしょう。
一方、旅行会社で契約すればその支払い時点での旅行会社さんなどの為替レートが適用されることになるでしょう。
今が1シンガポールドルが80円くらいで、ここ数年間では円安になっています。(つまり、日本円にすると多く支払うことになっています。)
年末に向けて円高(シンガポール・ドルに対して)になれば、支払いは安くなる可能性があります。
逆に円安が進むと日本円換算が高くなります。

公式サイトで予約画面を見ていただくとわかると思いますが、シンガポールにはGSTという税金とホテルなどにはサービス料がかかります。(「Price Breakdown」での「Tax」の欄)
これを料金表示では「++」と表記することが多く、「S$ 100++」とあれば、100シンガポール・ドル(SGD, S$ などと表記)の価格にさらにサービス料と税金が加わることを示しています。
なので、ホテルの宿泊料金の場合には、表示されている宿泊レートに10%のサービス料がかかり、さらにサービス料込みの価格にGST(7%)がかかりますので、もとの料金に対して合計で、17.7% の税・サがかかることになります。
S$ 999 のお部屋の場合、S$ 1175.82 ということになります。
これに為替レートをたとえば「1シンガポール・ドル=82円」とすると、2泊の場合の請求額は19万3千円弱ということになります。

これからさらに円高になれば、個人手配(後日決済)の方が安くなるわけで、つまり自己責任だと為替差益が出れば儲かるし、為替差損が出れば損をするということですね。

ついでにここで、前回のカウントダウン(2か月ちょっと前)のご質問の例をご紹介しておきます。

Q 直前ですがカウントダウン情報をお願いします。
http://bbs.arukikata.co.jp/bbs/tree2.php/id/421945/-/parent_contribution_id/421945/

ご質問者さんとニアミスしました。(笑)

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    14/03/06 08:34

    とても分かりやすいホテル代金のお話でした。

    とても分かりやすく噛み砕きながら読ませていただきました。
    円安、円高、ドル、GSTの話、とても勉強になりました。
    事細かくわたしには一番の内容でございます。
    大変ありがたく…('_')

    すごい金額になるものですね・・・
    部屋で過ごすことが多いわけではないのでそこそこで妥協していこうと思います。
    見直し見直し作業となっております。
    とてもありがたいです。

    • いいね! 0
    • コメント 1件

    公式サイトでの予約をするとしたら

    先の投稿に書いたように、個人でマリーナ・ベイ・サンズの公式サイトで予約すれば、シンガポール・ドルでの予約が完了し、支払いは先の話で、日本円でいくらになるかは為替レート次第。
    万一のキャンセルも自己責任。
    お部屋の希望に関しては、ちゃちゃりーさんのコメントにもあるように、予約時にコメントで書いたり、別途メールしたりして、希望がかなうこともあるでしょう。
    今の時点であれば、だいたいどのタワーの何階くらいの部屋か希望すれば通りそうですね。

    マリーナ・ベイ・サンズは、3つのタワーから構成されていて、一番北側でシンガポール・フライヤーやマリーナ地区のホテルに近い側がタワー3です。スカイパークの一般の展望フロアはタワー3の上の端っこ側です。
    一番南側がタワー1で、メインの玄関・車寄せとフロントがこちら側にあり、MRT駅に近い側です。
    タワー3にも車寄せ、フロントがありますが狭いです。またこちら側がお安い部屋があるらしいので、フロント周辺が混雑しています。
    希望するのであればタワー1あるいはタワー2の方が、混雑は少ないでしょう。
    花火はタワー3がより近いわけですが、スカイパークのカウントダウンに参加するのであれば、部屋はそちらでなくてもかまわないですね。

    各タワー、それぞれ屋上へのエレベーターがありますが、タワーごとにアクセス方法が微妙に異なりますが、それはまたご利用になるときに気にすればよいことです。
    宿泊者は一般観覧デッキへは、プール(Infinity Pool)のエリアから直接行けます。
    (帰りの深夜はエレベーターで地上に降ろされるかもしれませんが)

    年末ではないですが、私がクラブルームに宿泊した当時はまだ「City View」の別料金カテゴリーはなかった気がします。まだ建設中のガーデンズ・バイ・ザ・ベイと海を眺めるだけの部屋でしたが、クラブルームはスカイパークにあるザ・クラブが使えるので、朝食、アフタヌーン・ティー、イブニング・カクテル&カナッペと朝から晩まで屋上でくつろげました。
    プールは午前6時から午後11時、日差しの強い真夏ですが、屋上で風があるので結構冷えます。
    カウントダウンは、これまで3回は、それぞれ別のホテルの部屋やクラブルーム、ラウンジから見ております。地上の大混雑の中からも数回見ておりますので、もしかすると来年の新年はフケマさんの足元の人ごみの中にいるかもしれません。(笑)